プログラミング教育を無償で提供しろと大阪市

大阪市が,プログラミング教育を諸経費込みで「無料で」行ってくれと言ったらしい.

こんな見え見えの虚構新聞ネタなんかに騙されるもんか ……え?マジ?

J-CASTニュース「大炎上した大阪市の募集要項 「タダでプログラミング教育を」」

http://www.j-cast.com/2017/01/13288028.html

これは、20年施行の新学習指導要領で「プログラミング」の必修化が検討されていることをうけてのプロジェクト。公募期間は17年1月11日から30日(企画提案書提出期限)まで、実施期間は17年 4月1日から18年3月 31 日までだ。

仕様書を読む限り、事業者に課せられたミッションは「小中学校におけるプログラミング授業づくり」「夏休みや土日等のプログラミング体験の提供」「教材・テキストの貸し出し、教員研修等その他の協力」の3つ。

一見、何の問題もない要項だが、思わぬ項目があった。なんと、人件費や消耗品費、教材費、交通費を含むすべての経費が「事業者負担」。さらに、事業を実施する物件に対する「損害賠償責任」まで負わせられるというのだ。

なぜ無償なのか。大阪市の担当者は1月13日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「事前に数社にこの条件を提示したところ、『無償はいかがなものか』と言われた。ただ、特定の業者との結びつきをなくし、公平性を担保するためにも『無償』という形をとった

と答え、無償という条件を変えるつもりは「現在のところない」としている。

まったく意味が分からない.大阪市職員はアホですか.


タダより高い物は無い.それ以上の見返りが得られる見込みが無い限り,無償でやってくれるわけがないだろ.