「なれる!SE16 〜2年目でわかる?SE入門〜」
- 作者: 夏海公司,Ixy
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 文庫
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工兵VS立華の社内競合案件、決着!
萌えるSE残酷物語、シリーズ本編完結!工兵、次郎丸、梅林 VS 立華、藤崎の対決となった総合商社二社のインフラ統合案件は、暗躍するスピリッティアの貝塚の介入もあり、業界全体を巻き込む事態に。国内の主要なIT企業を押えられ、案件を進める術を失った工兵が目を向けたのは……まさかのあの人物!?
一方、工兵の総務部への異動話も待ったなしの状況に。スルガシステムの未来と、立華のいるSE部を守ること、そして自身のエンジニアとしてのキャリアに悩む工兵の選ぶ道とは──。
萌えるSE残酷物語、感動のシリーズ本編完結編!
http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893276-9/
ついに最終巻だけど,作中ではまだ1年ちょっとだよな.*1
こんな調子で10年泥のように働いて,30歳過ぎたらどうすんだ.スルガシステムが倒産したら?やっぱし土に還って永眠するんだろうか.それとも実家を継ぐんだろうか.*2 *3
- 作者: 夏海公司,Ixy
- メディア: Kindle版
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「俺達は、魔法使いじゃない」
- 「ギリギリの要件定義をしてデスマ確定したら敗北 IT業界の苦悩を表現したブラックジャック風ゲームがおもしろそう」 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/29/news109.html
- https://vvstore.jp/i/vv_000000000132788/
ついでにメモ.
プレイヤーは手札の評価点を最大化させることを目指しますが、17点以上になるとデスマーチが確定。相手の動きを読みながら、ギリギリの戦いを繰り広げるブラックジャック風のゲームになっています。
各プレイヤーはIT企業のマネジャーとなり、プロジェクトのコンペに参加。「クラウド活用」「人工知能」などIT関連のフレーズが記載された「要件カード」を引き、手札を増やしていきます。同カードには、それぞれ評価点が決められており、その合計値が最も高い人が受注を勝ち取ります。しかし、頑張りすぎて17点以上になると、開発規模の限界を突破。プロジェクトが崩壊し、脱落となります。
「過労死」「20万人月」「致命的な脆弱性」といった嫌な予感しかしない名称の「要件カード」には特殊効果があり、それらがプレイヤーの勝敗を左右する可能性も。通常のブラックジャックよりもリアルで、ヒヤヒヤのゲーム展開が楽しめそうです。また、使用するカード枚数が、18枚と少ないことも「Fat Project」の特徴。トランプに比べてカードカウンティング(公開されたカードから山札などを推測すること)がしやすくなっており、プレイヤー同士の心理戦で盛り上がれるのでは?
顧客企業の経営者に,是非とも楽しんでいただきたいゲームだ.<
http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/29/news109.html
「SEによる闇のゲームの話」
- id:lovevoiceryu 「クラウド活用」「人工知能」は「要件ではない」のだが。
だがとてもリアルだ.
- id:lepton9 20万人月カードに書いてあるM、一体M何銀行なんだ…
- id:yun2dot0 20万人月…M…
- id:polyamid Mカードこらwww
- id:wiz7 20万人月カードの柄が「M」てww これ怒られないやつ?と思ったが規模を表現しただけで揶揄してないかw
き,きっと「Man-Month」のMなんだよ.
- 作者: Frederick P. Brooks Jr.
- 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
- 発売日: 1995/08/02
- メディア: Kindle版
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「み」とも「ず」とも「ほ」とも,一言も言ってないじゃないか.
システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)
- 作者: 日経コンピュータ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: Kindle版
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- 作者: 日経コンピュータ
- 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
- 発売日: 2002/06/03
- メディア: 単行本
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過労死は英語でも"karoshi"だからKでいいのかな.
- id:imo_jo_chu えっ これめちゃくちゃほしい。英語書いてあるからNZの友達とも遊べるじゃん!
書いてあっても,概念は理解できるだろうか?
過労死とかパワハラとかちゃぶ台返しとか,いったいどこまで理解できるだろう.
- id:deep_one なぜ21にしなかったのか。…カード枚数の絡みかな?
- id:mumero 崩壊するからブラック案件なんじゃなくてリソースギリギリになんとかなる要件定義こそがブラック案件だと思うので、これはブラック案件としての完成度高いと勝ちなゲームとも解釈できる。
SE出世双六の思い出
むかしSE出世双六というのもあったが,すさまじいクソゲーだったらしい.リアリティがなさすぎでな.
- 作者: 日立システムアンドサービス,翔泳社,名内泰藏
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/12/17
- メディア: 単行本
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- http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0712/17/news113.html
- http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0712/23/news001.html
- http://d.hatena.ne.jp/hagino_3000/20071224/1198529001
- http://teo.cocolog-nifty.com/column/2007/12/se_728d.html
- 「ストレスで体調を崩す 1回休み」というマス目が登場する。
- 「この『SE出世双六』には、システムエンジニアが生涯経験するであろう、リアルな“体験”が散りばめられている」とある。
うそつけ.
それは1回休みじゃない.リタイアしてゲームオーバーだ.
セレブの集まるパーティの常連になる.
んなわけねーだろ.
SI業界の偉い人がこんなクソゲーを平気でリリースしてしまうなんて、業界絶望論に拍車をかけるだけだと思った。
http://d.hatena.ne.jp/hagino_3000/20071224/1198529001