「貧困のハローワーク」Kindle版
- 作者: 増田明利
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: Kindle版
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そして,やはり入っていた「ブラック企業のSE」.
特殊な事例とはいうけれど,
「入社式のあと4日間オリエンテーションがあったのですが,2週間目からは現場に放り出されました.仕事は実践で覚えろというのが会社の方針なんです.」
社員は定額使い放題
ただでさえ仕事量が増えているのに去年4月からは労働形態が変更され,際限なく働かされるようになってきた.それは裁量労働制が取り入れられたから.
「自分は総合職と言うことで入社したのですがこれを技術開発専任職にするということにされました.賃金体系も変更です.」
(中略)技術開発専任職となったら異動は無し.仕事が嫌になったら退職するしかない.賃金も月給制から年俸制に変更された.
社員の入れ替わりも激しい.村田さんは2011年4月の入社で同期は80人だったが既に30人以上が辞めている.
うつ病や不安神経症,女性の場合はまだ20代半ばなのに更年期障害のように鳴って休職している人もいるが,休職できるのは半年が上限.それ以上になると自発的に退職するという圧力が掛けられる.
(中略)
会社は毎年60〜90人の大量採用を繰り返しているが,それは辞めていく者が多いという事実の裏返しなのだ.
その特殊な事例がそんなに珍しくないってのはどういうことだ.
- 「「10人応援を頼んでも2人しか来ない」IT現場の悲鳴」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/051900202/051900001/
- 「空前の技術者不足、それでも転職しないのは臆病風に吹かれたか」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/463805/051800139/
IT業界は空前の人手不足だってさ.へー,なんでだろ,フシギダナー.