「自律走行車、ついに悪天候の街へ──実用化に向け、Waymoが厳しい条件下のテストを加速」

https://wired.jp/2017/12/08/waymo-michigan-testing/
メモ.

アルファベット傘下のWaymoは、カリフォルニア州の郊外、テキサス州オースティン、アリゾナ州に加えて、凍てつく気温や雪で有名なミシガン州でもテストを開始すると発表した。自律走行用のセンサーにとって厳しい条件下でテストを敢行するいる、その狙いとは。

自動運転車にとっては大きな一歩だが,まだこの程度だ.

ミシガン州でもロボットカーのテストを開始すると発表したのもそれが理由だ。ミシガン州の凍てつく気温、雪、みぞれ、そして雨は、自律走行車の自律性を大幅に制限する──そこがポイントだ。

「レーザーがLiDARセンサーの外側の水滴にぶつかると、ライダーはクルマのすぐ前に物体があると考え、ブレーキを踏み込むかもしれません」と語る。雨のなかでカメラの映像がどのように見えるのかについては、ご存じの通りだ。天候が悪いと、こうしたセンサーも見えづらくなる。

ひどい道路から集められたデータでトレーニングされたクルマだけが、そのような路面を走れるようになるのだ。路面が凍って光っているときにどんなスピードで走行するべきか、クルマがスピンした場合にどうするかなど、悪天候に特有の条件下で対処するには、人間に教育が必要なのと同じように、自律走行車にも研究者が教えこむ必要がある。

「例えばピッツバーグには、ピッツバーグ左折と呼ばれる地元特有のルールがあります」とラージクマールは説明する。信号が青になった時に、通行権が直進車にあっても左折車が先に進めるというピッツバーグの伝統だ。「ボストンには、手当たりしだいに二重駐車をする文化があります。こうした状況への対処を自律走行車に教える必要があるのです」

人工知能を積んだ新型「Audi A8」が拓く「レヴェル3」の時代と、その先の未来」

https://wired.jp/waia/2017/audi-innovation_09/