UML嫌いのJava開発者

いやJava開発者でオブジェクト指向プログラマーだからこそUML嫌いと言った方が正確だろう。

UMLは21世紀のフローチャートだ」という書き込みを見たことがあるが,言い得て妙である.フローチャートは概要だけでは意味が無く,かといって詳細化するならソースコードの方が厳密且つ分かり易い.何より最初からソースコードで書いておけばフローチャートからソースに書き写す手間が省けるし,その際の入力ミスとチェックが省ける.フローチャートが失敗したのと同じ理由で,UMLは失敗に終わるだろう.

Martin Fowlerのぶりきじゃ

(http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?FrontPage)
Bliki_jaを見ていると,実は同じような議論が展開されていることが目に付く.「スケッチとしてのUML」は使われているが,「設計図としてのUML」や「コードの代わりとしてのUML」は使い物にならない.MDAについては「CASEツールの再来」とまで言われている.CASEツールなんて今時の若いモンは知らない人の方が多いくらいでは.
「ソフトウエア開発者 対 UMLモデラーの対立」
というのは洋の東西を問わないようだ.