箱物語
そろそろ「コンテナ物語」について一言言っておこうか.*1
....嘘です.単に今ごろ読み終わっただけです.*2
- 作者: マルクレビンソン
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/09/10
- メディア: Kindle版
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http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20140122/1390403151
http://agnozingdays.hatenablog.com/entry/2014/02/04/223603
IT化の例え話で,分かりやすいケーススタデイとして最適かも.
- 我々はコンテナが導入された世界を知っており,既にその恩恵を受けている.
- コンテナ自体は何の変哲もない単純な箱で,誰でも知ってるし容易に理解できる.
- コンテナを使いこなすにはシステム全部を作り替える必用があった.
- 「今までと同じやり方」に固執する限り,コンテナを導入しても効率は上がらない.
- 真に大きな変革を起こす原動力は,いつも顧客.
- たかが箱でも,標準規格の策定作業は大変だった.
- 流通革命までの道は長く険しい.何度も試行錯誤し,失敗を乗り越えてやっと実現された.
軽い気持ちで読んでみたけど,あーこれ重いわ.
*1:コンテナといっても,こういうコンテナではなく,輸送用の40ftコンテナとかの話.
この国際規格一つ決めるのでも一悶着あるんだわ.たかが金属製の箱なのに.
*2:少し前にビル・ゲイツのお勧め本として紹介されて話題になっていたのは知ってたのだが. http://narumi.blog.jp/archives/1682191.html