「大人ニート」増加
http://www.asahi.com/life/update/0304/006.html
ニートというのはもともと大人限定では?*1
子供は就職活動もしないし,親に養ってもらって当たりまえ.未成年の子供に養ってもらっている親がいたら,親の顔が見たい.
この記事においては
- 統計結果では,ニートは増加している.
という事実を示して,
- これによりニートは確実に増加している.
- その原因は就職の機会を逃した若者が,(正社員になりたくてなりたくて仕方ないけどなれないまま)年齢を重ねている.
という推測を示している.
前者は事実だと思うが後者はあくまで記者の個人的意見に過ぎず,他の意見を持つ者もいる.もちろん私もその一人だ.
「ニートの影に景気あり」
一言でニートと言っても、ニート化したきっかけでいくつかのタイプに分類できる。
一般的に分類されているのは以下の三つだ。① 学校を卒業し、自分の意志でニートに
② 就職活動に失敗し、結果的にニートへ
③ 就職はしたものの、数年でドロップアウトしてニートへ
(中略)
前回書いたような暗黒企業の求人もしっかり求人倍率にはカウントされているのは言うまでもない。うっかりそんな会社に入ってしまい、退職して③番めに合流してしまった人間も多いだろう。そういう人を捕まえて「なんで辞めるんだ」と言ってもしょうがない気がするし、僕なら言えない。*2
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2279617#2279617
それにしても,doblogって凄まじくリンクが張りにくいしトラックバックも送れない.こんな閉鎖的なBLOGは他にないのでは.
正社員の強み
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2370049#2370049
実はこの流れには、数字に表れない強いデメリットがある。企業が培ってきた技術やノウハウといった財産が、非正規社員にはなかなか継承できないという点だ。
(中略)
実は見えないところで企業価値がどんどん目減りしている可能性だってあるのだ。
IT業界など特に怖い.
自社で作った(ことになっている)システムやソフトウエアを全部丸投げするので,現場にはその設計や動作を理解できる人は一人もいない.だから何かトラブルが発生しても自分たちでは対処できずに右往左往するだけ,ということだって起こりうる.*1
長いあいだ現場の意見を無視し続けてきたツケは,一体誰が払ってくれるのだろうか.