残業の抑制に「割増賃金」最低基準を引き上げへ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000104-yom-pol

ふむふむ.

単なる統計上のトリックになりそうだね.

(裁量労働を)残業時間の多いものには適用,少ないものは不適用.これだけです.要はいかに人件費をカットするかだけでしょう.(中略)
しかもですね,開発チーム内でなにかトラブルが起こると,ひどいマネージャーだと,それを裁量労働の人間に押し付ける.押し付けられた人間がいくら残業しようと,支障を来しませんからね.200時間残業しようが,会社が払う費用は変わりません.そのうえ,そんな状況を招いた自分の管理職としての責任も問われませんからね.まあ大体そんなプロジェクトは士気が落ちて,最後は,ぽしゃっちゃいますけど……
内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)」より.

『残業』が減って,代わりに「裁量労働」が増えることになる.

統計上は残業時間が減るかもしれないけれど,実際には『裁量労働』がそれで出た赤字を穴埋めするための「打ち出の小槌」として使われるわけだ.*1

*1:「打ち出の小槌」を振ることで現場技術者が酷使され,或いは過労死しても,上の人間は一切関知しないからそのつもりで.成功を祈る.

VB.NETの常識はOOPの非常識

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060609/240602/
メモ.

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20060612#p3とも関連する話だが,

では,MicrosoftVBチームはabstractというオブジェクト指向言語で共通のキーワードの代わりにどのようなキーワードを選んだのか。彼らは“MustInherit”を選んだのである。(中略)
VB開発者をオブジェクト指向開発に移行させることへの関心は大いにあったが,後知恵で言えば,MicrosoftVBチームはオブジェクト指向言語で共通に使われるキーワードをそのまま使うべきであった。そのほうがVB開発者のためになったはずだ。

VB開発者も災難だな.

VB開発者をC#に誘導するために,わざとVB.NETを理解しにくくなるように作った」と言われた方が,まだ納得できる.

コンビニデザートでリフレッシュ

http://jibun.atmarkit.co.jp/llife01/special/c_des01/c_des01.html
「コンビニランチでも健康を維持しよう!」*1
の続編か.

しかし前回と違って,今回は現実的ではないな.「欲しがりません,勝つまでは」「贅沢は敵だ」が合い言葉のこの業界で,デザートなんて贅沢品を買うわけがあるまい.

Alan Kay

http://www.rubyist.net/~matz/20060608.html#p01
メモ.

私、笹田くん、江渡さんで、 Smalltalkのデザイナーでありチューリング賞受賞者でもあるAlan Kay(と仲間たち)と昼食会。なんか、すっごい緊張してるんですけど。

ま,普通はそうだわな.