Googleが日本のソフト業界にもたらすもの

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060706/242719/

個人的には技術者が居心地が良い環境が整うことが最善なので、「みんなGoogleに獲られて」も、恐怖は覚えないのだが、居心地の良いところがGoogleしかないというのは、業界にとって不健全であろうとは思う。
http://www.rubyist.net/~matz/20060710.html#p03

同感.

「2007年8月までに、Google へ転職する!! 日記 」http://d.hatena.ne.jp/Go_To_Google/

そういえばこんなのも出てた.

Google 日本法人社長曰く「一番大事なのは英語」

日本人エンジニアがGoogleの米国本社で働きたいと考えた場合、何が課題になるだろう。村上氏は「一番の障壁は英語。」

http://d.hatena.ne.jp/Go_To_Google/20060718/p1

うーんそうだろうか.「一番の障壁」になるのが英語というだけで,一番重要なのはやはり技術力だと思うぞ.平たく言ってしまえば世界でも誰にも真似できないOnly1の技術力を持つ人がいれば,多少は英語が下手でも使い物になる.英語がネイティブなみに流暢でも技術力がなければ役に立たない.

ちなみに技術者に英語が必要なのは,日本企業でも変わらない.英語も満足に使えないようだと,技術の習得,,或いは現状維持さえままならないからね.

日本の社内ベンチャーは・・・?

http://d.hatena.ne.jp/mi-san2004/20060716/p2
メモ

ここまで文献読みを進めてきて分かったのは、"Intrapreneurship"という概念は日本でいう「社内ベンチャー」よりも遥かに広くて深いものだということである。この考え方がアメリカで一種のブームとなって経営論の世界で市民権を得たのはどうやら1980年代の半ばのようで、日本企業の進出で競争力を失ったアメリカ企業の起死回生策として、「大企業内でも独立起業家のような創造性・革新性を維持し続ける」ことが生産性、競争力の回復につながるものとして歓迎された背景がある。
一方、(これが自分の論文における仮説なのだが)、日本においては「社内ベンチャー」は、企業全体の風土・文化の変革を目指すような大きなものではなく、「社内活性化策の一つ」「やる気のある人に機会を」「人財の有効活用」といったレベルの小さなものに収まってしまっているような気がする。

インテル、管理職1000人削減へ

自社の効率分析を行った結果、管理階層が多すぎることなどが原因で、意志決定が遅く、非効率的であることが明らかになった。今回の措置はこの問題に対応する重要なものだ
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20170567,00.htm

メモ

その時にすぐに新技術・新商品などで市場に打って出られればよいのですが、果たしてリストラで人件費や余分な経費を削減しながら、研究開発も積極的に行う企業がどれだけあるでしょうか?*1(中略)
当然、Intelもメーカーですし、かつ、CPUなんかの世界は非常に速いスピードで動いていると思います。その中で、Intelが、リストラだけでなく、きちんと技術開発をたゆまずにやっていることを願います。
http://ameblo.jp/amayan/entry-10014771987.html

だからこそ,不要な管理職を削ってるんじゃないの?

日本企業だったら,管理職を温存して技術や生産現場を削るところだ.そうすることで必要な技術力や開発力も根こそぎダメにしてしまう.

*1:日産がそうじゃなかったっけ?本当は