続・マンション構造計算書偽造問題 - カレーなる辛口Javaな加齢日記

構造設計者は、爪に火を灯すような人が大杉ですから・・・(ToT)

とにかく施主と意匠設計屋は無理難題ばかり言ってくるから。
私は出来る事は出来る、出来ない事は出来ないと毅然とした態度を取るようには努力して来ましたが。しかし言うことを聞かないからということで地質屋は首になりました。

「デザイナー気取りの建築家は、構造力学を無視して絵を描くから困る。こっちが構造的に正しいの作れば「イメージと違う」って言われるし、途中で気が変わる施主さんもはっきり言って迷惑。で、責任とるのはこっちだからやってられんよ」*1

嫌になるほど，そっくり．

発注者がソフトの質と信頼性に目を向けたとき、この構図は崩壊します。すでにその序章は始まっているようですが･･･。

うーむ．そうなってくれると楽なんだけどね．
品質より舌先三寸や偽造スレスレの「なんとか設計書」などのドキュメントを有り難がる顧客がいる限り，技術力のある技術者が生きていける場所はない．転職しても同じ穴の狢だし，やっぱり中村修二さんを見習って国外逃亡でもするか？

*1:「技術者気取りの『設計者』は，実装を無視して設計書／クラス図／UML図を書くから困る．こっちが工学的，技術的に正しいコードを作れば「モデルが美しくない」って言われるし．途中でコロコロ変更される仕様書もはっきり言って迷惑．で，責任とるのはこっちだからやってられんよ」．という感じかな．