Career Is Over

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070403/267259/

企業の経営課題や業務課題を解決するシステムを企画できる“IT企画人材”。

それって要するにCIOの責任範囲だよね.
CIOの能力と責任を持ちながら,待遇が平社員である者を「IT企画人材」と呼ぶのかな.

「今後IT企画人材となってほしい若手や中堅に情熱のない人が多い」と情報システム部門トップが感じていること。というのも、「業務部門からシステム開発会社への“メッセンジャー”で満足している情報システム部員も少なくない」という嘆きが聞こえてくるからだ。

そりゃあ,情熱のある人はそもそも人事部が最優先で排除するもの.まずは人事の選考過程から見直すべき.

第二に,情熱のある人はそんな場末に現場に残りません.残ってくれません.おそらく最初からそんな現場に行かないし,万が一配属されようものなら辞めるでしょう.だから最後に残った人だけを見れば,システム部員に情熱がない人ばかりとなるのです.

では、どうすれば情報システム部員が情熱を持てるのか。

まず第一にシステムの企画を担当する有能なCIOを設置すること.CIOには重い責任を課すと共に,それに見合った待遇と大きな権限を与えること.開発を丸投げするばかりでなく,内製可能な状態を維持すること.開発を担当する現場の人選と待遇に人事部は口出しせず,CIOに一任すること.

こんなとこかな.*1

*1:どうせやる気もないでしょうけど.