続・移民庁問題
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20080505/p1 の続き.
そして、後には疲弊した世帯だけが残る。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615662#2615662
ぎりぎりまで追い込まれる男性世帯主と、パートで下支えする妻と、一人っこという構図だ。結局、純正日本人は減り続けることになる。移民で出生率は一時的に改善するだろうが、二世世代は日本人と同じ道をたどるだろう。
彼らを取り巻く閉塞感は純正日本人のものと変わらないのだから。
(中略)
結局のところ、現在日本人が直面している現実に目を瞑って人を買ってきたところで、不幸な家庭を量産するだけで終わるだろう。
経団連と国が欲しがっているのは安くて若い労働者*1.でも今の若い労働者が20年後,30年後の中高年であり,50年後の老人であると分かっているのだろうか.その時にはもっと多くの若い労働者を外国から輸入できるのだろうか.
そして彼らの子供達に人間として必要となる教育を施すことができるのだろうか.彼らに対する医療や保険は?
そしてその費用は一体誰が負担するのか.
今の少子高齢化の原因を取り除かない限り、問題は何も変わらない.
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/04/post_5.html
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/05/post.html
http://www.chikawatanabe.com/blog/2003/04/post_5.html
http://www.chikawatanabe.com/blog/2004/06/post_3.html
http://d.hatena.ne.jp/maachan1977/20080505
金がないから移民を安い賃金で扱き使おうとする経団連と日本政府が,はたしてそのための費用を負担するだろうか.おそらく絶望的だと思う.
日本人と同じ最低賃金で雇うことを法律で決めるのは重要だと思うよ。だ
うーん,サービス残業合法化とか非正規雇用の増大で,日本人の最低賃金が引き下げられるだけの気もするんだが...orz
『成果主義』の時もホワイトカラーエグゼンプションの時もそうだったけれど,今のように「安価で使い捨てにできる労働力」を得ることを目的にして導入する限り,この制度は悲劇しか生まないだろう.
*1:もっと分かりやすく言えば、奴隷.