縦並び社会・格差の現場から やり直すために

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000001-maip-soci

これを見る限り,まだまだ日本は横並び社会ですね.

両親と暮らす自宅のローンがまだ25年残っている。残業がある日は必ず応じる。昼食は300円の仕出し弁当。家で飲むビールだけはぜいたくをする。発泡酒ではなくスーパードライ黒ラベル。2本目が空いたころに眠る。

うーん....
なんか私よりよっぽど贅沢な生活をしている気がするぞ.
発泡酒ではなくビールで,しかも二本?おまけに自宅のローン?
25年ローンなんて,私じゃ組めないんじゃないかな.そんなのは25年後も会社が潰れないし首になる心配もないという,終身雇用神話がある世界のお話.

35歳を過ぎたら正社員にはなれないだろう。

結局日本はこの辺りが,まだまだ「横並び社会」なのだよ.
真の縦並び社会なら,35歳だろうが40歳だろうが,実力のある者なら金を積んでも手に入れたいし,実力がなければ新卒でも要らない.そういう判断ができないからXX歳を過ぎたらダメ,学歴がないからダメなどという,一種差別的な基準でしか判断できない.

何社か気に入ったが、面接は受けていない。「僕には技術も学歴もない。口下手だし、うまく意欲を見せる自信がないんです」

これは他人ごとではないな.技術者はどれほど技術力があったとしても,「自分を上手く見せるテクニック」は苦手なことが多い.

厚生労働省は5歳ごとの年齢別の死因を毎年調査している。02年から3年連続して20〜30代の1位は自殺だ。

そりゃそうだろう.
この歳で老衰はもちろん,心臓病や癌や脳卒中で死亡することはほとんどない.残るは事故死か自殺か,それに他殺くらいかな.なんだかんだと言っても平和な国だ.

「一番したいことは何ですか」と尋ねた。「恋愛です。彼女いない歴が生きてきた時間と同じですから」

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これはニートだとかフリーターだとかとは関係ないよなあ...