孤立深めた権限なき責任

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060825/108598/

「私は計画がすべて決まったところに(社長として)ポンと入った。計画をガラガラポンなんてできなかった。given condition(与えられた環境)です」「後ろ向きのリストラと前向きの営業計画を同時に行うのは大変」

代表取締役社長であるにもかかわらず、決められた範囲の業務における“執行者”でしかない。しかもCEOの林は社風改革など精神面の担当で、日常業務の責任は自分にのしかかってくる。そんな責任と権限のアンバランスに嫌気が差した樋口が、職務を放り出したくなったとしても不思議はない。

えーっと,プロマネの話?計画を決めるのは営業.実行するのはプロマネとか.

そして「現場を守る」と評判だった樋口の辞任で、本部の機能停止を見越した社員からはこんな声も出始めた。
「今頑張っても、評価の対象にならない。今は営業成績を落としておき、丸紅の新体制になってから頑張る姿をアピールした方がいい」

あーあるな.こういのも

「今のうちに沢山バグを仕込んでおき,新しい上司が来てからバグを取り除いて、頑張る姿をアピールした方がいい.」
見る目のない管理職だと,自分の身を守るためにこうせざるを得ない.