アップル、文化庁を激しく非難--「私的録音録画補償金制度は即時撤廃すべき」

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20350151,00.htm
これは,まったくその通りですね.*1言ってることは正論ですし,消費者の利益を代弁しています.

  • CDの販売料金に加えてさらに料金を徴収するのは重課金にあたる
  • そもそも私的複製ができないような措置を取っていない音楽レーベルにこそ問題がある
  • 補償金制度を携帯機器に対して導入しているのは僅か11カ国、全体の6%に過ぎず、国際的に見て標準的なものではない
  • iPodが有料かつ合法的なコンテンツ流通の推進役となっている
  • (アップルは)iTunesからの売上から世界で最も著作権料を著作権者に納付している企業である*2
  • 著作権者団体の意見のみを汲み取り、消費者、機器メーカーの立場は無視し続けている

アップルを私的録音録画小委員会から閉め出し、欠席裁判で物事も決める閉鎖的な体質を持つ文化庁の典型的な隠蔽体質を良く表している。(中略)はなから『結論ありき』の審議会運営をする著作権事務局には真摯な姿勢は微塵も感じられず、もはや公平公正な著作権行政を運営する適切な省庁とは言い難く、速やかに著作権行政を他の省庁に移管することを強く望む.

さて文化庁の反論はいかに.*3

http://slashdot.jp/article.pl?sid=07/06/04/1441244
http://japanese.engadget.com/2007/06/04/very-angry-apple/

*1:ほとんど『日本の恥』だと思う.

*2:ひょっとして,文化庁とは文化を破壊するために存在しているのか?

*3:文化庁にしろJASRACにしろ、今のAppleを敵に回すということは,iPodを利用する日本の一般ユーザーを敵に回すということだと思うんだけどなあ.