アリトホシクズ 「『アトム ザ・ビギニング』1巻買ったよー。」

http://xia-xia.jugem.jp/?eid=304
感想記事.

こういうのが出てたのか.ちょっと興味あるかも.

ところで、アトムをはじめ手塚マンガでは、ロボットに“自我”もしくは“心”があるのは当たり前、といいますか、むしろ、そこ前提の上での葛藤=ドラマを描くことこそが本題になっている場合が多いので、ロボットがそれを持つに至るまでの過程あれこれは、すっ飛ばされがちです。

なので、私がアトムの公式二次創作で毎回楽しみなのは、そんな「ロボットのプログラムに“心”が芽生えるに至るまで」に果たしてどんな理屈付けをしていってくれるのか、作家さんによっていろいろなルートが観られるところ。

で、今回の『アトム ザ・ビギニング』が面白いのは、上述のカサハラ先生のインタビューでも詳しく語られていますが、“自我”の始まりは、自分の意思で行動することでも、また感情でさえもなく、「他者と自己との境界線を持っていること」と定義づけているところなのです。