「そのロボットは、ジェンガの積み木を動かしながら「物理法則」を学習する」

https://wired.jp/2019/02/21/a-robot-teaches-itself-to-play-jenga/

少なくとも、それがこのロボットの経験だった。「約200回から300回、ときに400回くらい押してみることで、ゲームをプレイするために必要な物理学モデルが構築されることがわかりました」と、ファゼリは説明する。つまり、ロボットは基本的な物理学を学習するために学校に通って博士号を獲得するのではなく、人間の子どものように現実の世界の遊びを通じて学ぶのだ(ただしいまのところ、ロボットは自分自身を相手に遊んでいるだけだ)。

こうしたやり方で、ロボットはジェンガの動力学に関する基本的な理解を構築する。「ロボットが新しい塔の新しいブロックを見るとき、そこには新しい種類の相互作用があります。ロボットは自分がもっているモデルを使用して次の動きに関する予測を立てます」と、ファゼリは言う。人間がロボットに対して「そのやり方じゃダメだ」とか「そう、その調子だ」というふうに教える必要はない。

災害現場で自動で瓦礫撤去できるロボットを作るには,まだまだ時間がかかりそうだ.

レインボーアンバランス

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