新社会人が読むと良いかもしれないビジネス書7冊

「こういう人とは一緒に仕事をしたくないなあと思わせる10冊」だった.
あまりにつまらんから,これに対抗して思いつきで自分もやってみた.ビジネス分野なので思いっきり偏ってます.


しかしこりゃ「お勧め本」というよりは,「適当に読んでみたら面白かった」程度だな.読んでるビジネス本の質も量も,技術書よりは遙かに少ないからこうなる.

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

「既存の大企業は,正しい経営判断をすることによって,持続的イノベーションには成功するが,破壊的イノベーションに失敗する」という話.

ビッグブルー」ことIBMにとってのパソコン,マイクロソフトにとってのインターネットビジネス,ソニーにとってのiPod/iTunes,紙の出版社に対してのKindle(液晶に対しての電子ペーパー)なんかが破壊的イノベーションだと思う. *1

http://www.chikawatanabe.com/blog/2012/02/leanstartup.html
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20130416/p2
さしずめアジャイル経営の話.アジャイル開発やる人は読んでおいた方がいいかも.

Yコンビネーター

Yコンビネーター

http://wired.jp/2012/02/03/interview-ginzamarkets/
まだ読みかけだけど,面白そうなので.

日本「半導体」敗戦

日本「半導体」敗戦

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20091207/p1
日本半導体ビジネス衰退史.技術書的要素もあるけど分類はビジネス書でしょうね.

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20131222/p1
失われた十年でやってた「成果主義」という名の賃下げ競争が,いかに日本企業をズタズタにしていったか.

今でもこういうタイプの「自滅型成果主義」をとってる会社はあるようなので,自衛のためにも論理武装はしておくべき.下手すると死ぬよ.

失敗の本質

失敗の本質

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20130802/p1
とくにIT業界に逝く人は,こういう「日本的経営」とか「ポジティブ・シンキング(笑)」って奴には慣れておいた方が良い.初めて聞いた時は「いったい何言ってるんだ?」「こいつらバカ?」と思ってしばらく固まっちゃうから.

こっちもためになりそうな気がするけど,まだ読んでないからノーコメント.積ん読本が増えてるなあ.




ところで「人月の神話」とか「熊とワルツを」とかは,「ビジネス書」に入るんだろうか?

人月の神話【新装版】

人月の神話【新装版】

熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

ピープルウエア 第3版

ピープルウエア 第3版


ビジネス書限定じゃなければ,なれるSE7も入るんだろうな...
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20130328/p1
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20131201/p2
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20131124/p1