ネットインフラが悲鳴

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/25/news083.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060525-00000087-zdn_n-sci

特に、NTTとKDDIのIXがある大手町(東京都千代田区)で、データセンターの供給不足が著しいという。ネット関連の新サービスを続々と投入している金融関連の企業が、東京証券取引所日本橋兜町)に近い大手町にデータセンターを構えたがるためだ。

はて?東証に近い所にデータセンターを置いて一体何のメリットがあるのでせう?むしろ無駄にコストが高くつくので収益を圧迫しそうなのだが*1.ひらたくいって,データセンターが大手町になくて困るのは金融関係だけなんじゃ?

地方に新たなデータセンターを構築する手もあるが、その場合は人材の問題に直面する。データセンターにはネットワーク技術者が不可欠だが、高度なネットワーク技術者は都内に一極集中している状態といい、地方では人材が見つけにくい。

それは鶏と卵の関係だね.地方に仕事がないから地方に住む技術者は仕方なく東京に出てくるのだ.地方に仕事があるなら,何が悲しくて東京なんぞに住むものか.

それんしても「大手町がダメ」という話の次に、なんで地方都市まで話が飛ぶんだろう.

*1:こういうセリフは言いたくはないが「金融の常識は世間の非常識」というのは,どうやら本当のようだ.