痴漢冤罪映画に見る国家権力の恐怖

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070112/116840/
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/907790.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070126it06.htm
http://slashdot.jp/askslashdot/comments.pl?sid=341892&cid=1064803
http://movie.maeda-y.com/movie/00854.htm
http://www.tez.com/blog/archives/000830.html
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=19664
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2007/01/post_ffb1.html
http://www.13hz.jp/2007/01/post_d97e.html
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061209/mng_____tokuho__000.shtml
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070112-OHT1T00098.htm
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=612

周防正行監督の「それでもボクはやってない」が公開になります。ほぼあの通りの事が行われます。物的証拠無き刑事事件・・これ自体が異常だと思います。しかもほぼ100%を有罪にしてしまうこの国の法制度とは?本当に民主国家なのか?と問いたくなります。その辺りを映画で疑似体験してみてください。

法治国家である以上、犯罪の挙証責任は告発する側にあり、被告側には無い。その大原則を警察、裁判所、そして当の女性が忘れている(もしくは忘れた振りをしている)。なぜ無罪を被告が立証しなければならないのか?狂っている。

痴漢だと告発した女性だって、大変な勇気をふりしぼって声をあげているわけです。知人で痴漢のためにノイローゼ寸前になった人がいました。男性はたかが痴漢と軽く考えすぎているのではないですか?

思ってないですよ.
私だったら加害者を八つ裂きにするかもしれません.しかし冤罪ならば,その責は自分に返ってきます.それが道理というもの.

冤罪を受けて大変だといなら、もっと痴漢犯罪がおこらないような通勤形態を考えることが必要じゃないでしょうか。

でもそれは鉄道会社や企業の問題ね.文句があるならそういう活動を起こすべきです.

また痴漢冤罪で一人の人間の人生をズタズタにして構わないということにもなりません.たとえば「この男が私の子供を殺した犯人だと思って射殺した」「その後で物的証拠が何も出なかった」ならば,その人は正真正銘の殺人犯です.*1

リンク追加:*2
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=592

さらに(無断)リンク追加:
http://d.hatena.ne.jp/magisystem/20070214#1171455900
普通冤罪だとこうなるんだよな.

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/937693.html

*1:証拠が出ても情状酌量くらいだろうけど.痴漢事件の扱いがいかに異常であることか.

*2:たとえば「この人とすれ違った瞬間,この人の右手が私の右ポケットに触れた感じがした」「その直後に調べてみたらサイフが無かった」「その時にこの人がスリ取ったに違いない」という証言があったとして,その証言だけで有罪判決が出るだろうか.しかも「結局サイフは出てこなかった」「目撃証言はない」「防犯カメラにも特に不審な行動は写っていない」「他にも物的証拠はない」となれば,有罪にすることは不可能だ.