私も憂鬱本は完全に無視してました

http://blog.livedoor.jp/clausemitz/archives/50704814.html

ここまで叩かれると、かえって好奇心がわくのですが(笑)

いや憂鬱本は,内容的には「どこにでもある普通の屑本」というだけなのですけどね.

なぜか名著だと勘違いする初心者が多いようなので,その点で悪影響が大きいのです.

そういやうちのプログラムの師匠も、その本は勧めないというか完全にシカトしました。

私も憂鬱本は最近までその存在さえ知りませんでした.書店の店頭で取ったことはあるかもしれませんが,買うことは絶対にないでしょう.真っ当な開発者ならそんなもんだと思います.*1

あれの評判を知ったのはネット上でです.インターネットがなければ,今でもその存在を意識することは無かったでしょう.

とにかく両者で共通するのは「理念と実装の混同」「読みやすさ≠正確さ」で、こんなんでわかったつもりになるのは非常に危険きわまりない、とのことでした。

だいたい予想ができますね.そんなものを信用した結果起こる惨状が…….orz


同コメント欄.

憂鬱本そんなに悪いですかねえ。

最悪ですね.

C に凝り固まっていて「データと手続きが一体になる」ことの意味を理解できない(== C++ を Better C としてしか使えない)、ことから抜け出すのには、悪くないと思います。

抜け出せていないのに抜け出せた気になるだけで,しかも厄介なことにそんな人が書いたコードの質は以前より低下します.そんな糞コードを量産されれば,デスマーチの一丁上がり.

その犠牲になるのが誰なのか考えてくださいよ.想像しただけで頭が痛くなってくる.

*1:真っ当な開発者は真っ当な本を選ぶものです.
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070522/p1