茨城県レポート,マッチポンプ,逃げる記者
東日本大震災レポート:茨城県
http://newsmanga.com/social/20110405_48655695_001.html
これは良い.短いながらも,とても上手く被災地の雰囲気を表現している.
- 「なにやってんの,首都圏の人ーーーー!!」というのは激しく同意.
- 防災グッズがなんにもねー.だけど家が無事だとけっこうなんとかなる
- 考えようによっては実家を出る前で運が良かった.実家なら予備の布団や防寒着や食料くらいはあったはず.地元なら知人友人もいる.これが帰る途中で立ち往生してたら,手荷物一つで避難所に駆け込むことになる.
- 「懐中電灯はあるけど電池がない」とかそういうパターンは多し.
- 一段落したらすることは何もない.ひたすらじっと我慢の子.
- 給水車がきてくれても,水くみは重くてとっても大変.*1
- 地震4日目でスーパー,5日目で電気(+水),6日目ガス復旧.関係各社も大変だ.*2
- 「コンビニ/スーパー,各種店舗の営業再開」は復興の象徴.「一人カップ麺2個だろうが,水一本だろうがありがたい!」これが被災者の心理と思う.
- 作者: 藤尾潔
- 出版社/メーカー: 明月堂書店
- 発売日: 2010/01
- メディア: 文庫
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ネットの噂と乖離した被災地の実態 福島・いわき市
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110405/dst11040515080038-n1.htm
どうせマスゴミが流した噂でしょうに.4/5じゃ基本的な物資は揃っていて当然.
- id:nutiny media 新聞もタイトルで釣る時代か/中身はネットはほとんど関係なく報道の空白地帯問題
http://b.hatena.ne.jp/entry?mode=more&url=http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Faffairs%2Fnews%2F110405%2Fdst11040515080038-n1.htm
- id:W53SA メディアは複数ネットワーク有るのに同じようなエリアばかり報道しに行くように見える。被害が大きいほどニュースバリューがあると思っているのか原発関連で行きたくないとか思ってるのか知らないけど…
- id:ncc1701 本当に阪神から何も進歩してない。あの頃も、丸焼けの長田みたいな「絵になる場所」ばかりクローズアップされてた。マスコミが神戸神戸言うもんだから、大阪で唯一災害地指定された豊中市は忘れ去られて散々だった。
- id:Briareos 災害, 社会 「現状が正確に伝わっていないことが一番の原因」・・・そこんところをどうにかするのが、政府と自治体とマスコミの仕事なんじゃね?と思うのだが。
ところで,普通にコピペすると「不適切なブックマークを通報する」が挟まれるようになったのは微妙に不便.
そのとき、記者は......逃げた
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2039.php
君子危うきに近寄らず.NBC防護服もなしに被爆する危険を前にして突っ込むのは愚か者.*3日本政府の「絶対安全です」は信用ならん.
「原発がメルトダウンするかもしれないからお前行ってこい」と言われて,下請けの平社員がろくな装備もなしに強制的に危険地帯に放り込まれて,被爆して病院送りにされても文句一つ言えない日本の方が異常.それに日本は地震多発国だから,地震慣れしてる人が多いよね.
それにしても東電の最高責任者たる社長は,いったい今どこで何をされておられるのでしょう?今後の長寿と反映を心よりお祈り申し上げます.
津波や原発事故の派手な部分だけがクローズアップされ、被災者の切実な状況は二の次だ。今も行方が分からない家族を必死に捜している被災者や、高齢の避難民に十分な医療が行き渡っていないこと、復興に向けた様子などは、ほとんど報じられていない。
これは日本のマスゴミでも同じことでは
ハリケーン・カトリーナから約6年。廃墟化したニューオーリンズの町
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51992876.html
住民が戻れない理由として、ニューオリンズの重要産業である観光産業へのダメージがある。観光客が戻らないかぎりビジネス復興はなく、戻りたいと思っても戻る仕事がないというのが実情なのだそうだ。
自粛厨万歳な光景だ.
3.11大震災が東京に残した教訓
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/03/311.php
多くの場所で電気も水もガスもトイレも使えた東京は,「被害無し」と言ってもいいレベル.
輪番停電で暗闇の怖さも経験したかもしれないけど,本当の危険があったわけではない.
マグニチュード7.3の首都直下地震のシミュレーションでは、建物の倒壊や道路の寸断、火災、停電のため、歩く距離が10キロを超えると1キロごとに1割が脱落。20キロで全員が脱落し、危険な場所で立ち往生する。緊急車両の通行を妨げ、2次災害に巻き込まれる恐れも高い。
「今回は電気、ガス、水道に加えてトイレまで使えたという意味では『避難訓練』に近かった。本当の危機とは次元が違う」と、工学院大学の村上正浩准教授は言う。
しかし,今度の地震で懐中電灯やラジオがかなり売れたようだ.ついでにポリタンクやエネループなんかも備蓄するようになれば,少しは災害に対して強くなったのでは無かろうか.