トンデモ本「侵入者 ハッカーの挑戦」


侵入者ハッカーの挑戦

侵入者ハッカーの挑戦

ところで銀行のCD(現金自動支払機)で暗証番号を打ち込むとき,なぜたった四桁の数字で口座の特定ができるのか不思議に思われたことはないだろうか.四桁の数字では最大一万口座しか区別することができないはずだ.ところが,銀行のお客さんは百数十万人もいてそれぞれにキャッシュ・カードが発行され,しかもそれを四桁で区別している.

暗証番号もデタラメな数字を並べている人はほとんどいない.コレは後で見るパスワードも同じだが,意味のないデタラメな数字では,肝心の本人が暗証番号を忘れてしまう危険性があるからである.よく言われるように,誕生日とか,マイカーのナンバー,住所,番地など,すぐ思い出せる数字が使われるのは当然な話だ.

そうすると,誕生日が同じ人はいくらでもいるから,同じ暗証番号を持つ人は少なくない.しかし,銀行のCDはこれをちゃんと見分けている.

この秘密は残高にある.一言でいえば,カードに記された残高が,その人のもうひとつの合言葉となっているのだ.入力した暗証番号と残高 ー この二つがピタリと合うのが本人の口座と識別しているわけである.この二つが偶然別人の物と合致する確率となると,これは素粒子の世界ほど小さくなる.

科学技術ジャーナリスト,「NHKジャーナル」レギュラー解説担当として活躍.

おうふ.



無駄に著作物が多い.内容は期待できそうもない.

SISは企業を変える (講談社現代新書)

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マイクロマシン―驚異の極微技術 (講談社現代新書)

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AT&TとIBM (講談社現代新書)

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ハッカー(Hacker)―恐るべきコンピューター犯罪の実態

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  • 作者:那野 比古
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 1986/04
  • メディア: 単行本
ハイテク事件の裏側

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日本「半導体」敗戦 (光文社ペーパーバックス) 日本「半導体」敗戦
これは笑い事ではすまされない.「わかっちゃいない」社会科学の論文や,「半導体なんて装置を買えば誰でもできる」ことが書いてある本や記事が,経済産業省などの官僚が政策立案する際の参考にされていたりするからである.その結果,まったく日本半導体の実情に合わないようなコンソーシアムや国家プロジェクトができてしまう.さらに,ここに多額の税金が投入される.まったく笑い事ではない.

http://javablack.hatenablog.com/entry/20091207/p1


という本が出ている裏で,

こんな本を出してる奴もいたのか.あー,本当にクソ.死ねば良いのに.

先端特許大戦争―数式でも特許になる時代

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「教員用PC貸与が発端となった中学生による校内不正アクセス事案についてまとめてみた」

https://piyolog.hatenadiary.jp/entry/2019/12/21/045132
ついでにメモ.


レベル低いなあ...これスゲーとか騒いでる奴ら,頭大丈夫?

こりゃたしかに「ウォーゲーム」だ.

なんであのガッカリ映画がレビューの評価がこんなに高いんだ?


憂鬱本のレビューなみに,IT技術者として憂鬱になる.ITはここまで理解されていないのか.