私とマイクロプロセッサ(2)---「ああ,これがアメリカだ!」

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060510/237457/
メモ.嶋正利さんのIntel時代のエピソード

宿舎は,マウンテンビュー市のミドルフィールド・ロード(Middlefield Rd)とモフェット・ブルバード(Moffett Blvd)の交差点にあった。建物を見て驚いた。アパートは独身者専用で,日本では見たことのない,今のマンションのような建物だった。部屋に入ると,3 つの寝室,リビング・ルーム,ダイニング・スペース,シャワー付きタブ,電化製品が完備した台所があった。電気ヒーターは3つもあり,電気オーブン,自動食器洗い機,ディスポーザなどは見たことも聞いたこともなかった。
 ほかにもアパートには,自動洗濯機,乾燥機,プール,サウナ,ジム,ビリヤード,談話室などがあった。おかげで,ビリヤードの腕は一人前と言えるほどになった。日曜日になると無料でサンデー・ブランチが食べられたのもびっくりした。

電話が掛かってきて,すぐ部屋へ来いと言う。部屋に行くと,ロッキングチェアがあり,座ってみろと言う。何がなんだか分からないが座ってみると,IEEEで表彰されてもらってきたから最初に座らせたと言う。これには参ってしまった。

こういうふうに技術者の心を掴む経営者って日本にはいないだろうね.