コピペ症候群
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070612/274241/
IT用語やコンピュータの基礎に関わる知識について,調べて書いてくるようにという課題を出したら,4分の1くらいがウィキペディア(Wikiで作られたフリーの百科事典プロジェクト)のコピー&ペースト(コピペ)なの。
せめて英語版を「自分で」和訳して提出したら認めてやる.Wikipediaに関しては日本版より英語版の方が数段上だからね.
新人時代は根拠もなく「自分達はいろんなことができる,何でもやれるんだ」と思うものです。また実際に課題を与えられても,なんとか乗り越え,やり遂げられるのです。しかし,そうした成功の陰には,必ず先輩たちのフォローや支えがあるんですよね。数年経って,それに気付くのです。
それ以上に追い付き乗り越えたい尊敬できる先輩や上司の背中というのが重要だと思うが.30歳過ぎた技術者がいない会社や,もしいても時代遅れの老人たちばかりの会社で,技術者が一体なにを目標にして努力するというのだろう?
もっとひどい例:
「Webからコピペして資料として臆面もなくミーティングで提出する」40〜50代の上司や先輩も掃いて捨てるほどいますよ、うちの会社。(同コメント欄)
関連:http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20061001/p3
気になって横からちらりとのぞいてみると,なんと会話全部をビッシリ書き込んでいました。「えっ,そこまでメモる必要はないじゃん!」と思うような端々の事象まで細かく書いてあり,「これはある意味,特技かも!」と思うほどでした。
それはメモを取るのが下手と言うより,会話の内容を理解していないだけでは.
私も内容が分からない会議やセミナーに出れば,パソコンやデジカメを持ち込んで*1,ほとんど全部を記録に残す.なにが重要でないかをリアルタイムに判断できないので,必要のないことも含めて全部そのまま記録するしかないのだ.
*1:一昔前だと,これが高感度フィルムを入れたカメラとマイクロカセットレコーダーだったりしたわけだが,今となってはほとんど死語か.