人手不足,患者置き去り,未来の新聞

人材逼迫感というのかな

http://d.hatena.ne.jp/masayang/20071114/1195031977

でも...なんなんだこの人材逼迫感は。

現場はAgileかどうかなんていう余裕はなく、人は片っ端から多忙な(主としてヤバめな)プロジェクトに吸い取られていく。

それに慣れてしまっていて,感覚が麻痺してるんだと思う.

人材が120%出払っている現状というのは正しい姿なんだろうか。

彼らにとってはそれが普通の状態なので,120%という感覚はないかもしれませんよ.
「週40時間労働」が「都市伝説」とか「ネタだろ」と言われるお国がらだし,週60時間労働でも100時間労働でも100%なのではないだろうか.


そしてこれらの話に続く.
「仕事は7.5時間で終わらせる」http://remote.seesaa.net/article/66263439.html

  • 現在の年功序列制度が出来て間もない70年代、20代従業員と50代従業員の比率は「2.5 : 1」だった。ところが、2000年の時点では、これがほぼ「1 : 1」に並んでしまっている。
  • たとえ30年前と同じ割合で人件費を支払っているとしても、実際第一線に張り付いている2,30代は半分もいませんよということだ。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615608#2615608

これらを比較検討して人員配置の比率を決めていくのが技術戦略というものではないかなぁ。

日本の組織に戦略を求めても無駄では.その場しのぎの戦術はあっても,将来を見通した戦略がないのは太平洋戦争から変わらぬ日本のお家芸ですよ.

開発ネタメモ

「現場で遭遇するかも知れない、こんなプログラマ達」http://www.geekpage.jp/blog/?id=2007/11/13
「プログラミング初心者のレベル5」http://d.hatena.ne.jp/yad-EL/20071113/p1

高学歴が採用されない理由

http://elmundo.cocolog-nifty.com/elmundo/2007/11/post_1f31.html

  • だが、日本では実力で人間を評価しない。組織に対する忠誠度が評価の目安となる。個人の言い分を聞くよりも、トータルの生涯賃金や雇用保障によって、会社にしばりつけるほうが、仕事を進める上で合理的だという発想である。だからサービス残業や適当な人事異動を連発することも可能となっている。有能さも評価しない代わり、ロクに仕事できないオジサンたちの無能も評価しない。
  • 現に、優秀な大学や個性の強い人間はわざわざ外して採用しているフシがある。

もう一つの問題は,たとえ年上でも自分より馬鹿な人間の言うことを聞くのは難しいということではなかろうか.よって馬鹿な上司ほど有能な部下を持つのを嫌がる.*1

患者置き去りの原因

http://news.livedoor.com/article/detail/3388922/

  • 3年前には退院できる状態になった。病院側は、退院して自宅から通院するか全盲の入所施設に移るよう促したが、男性は「自分がなぜ動かなければならないのか」と退院を拒否。
  • 男性の前妻が2年前から入院費用を男性の年金で払わなくなった。未収金は、185万円に上っているという。
  • 「推計では、ここ3年間で未収金が増える傾向になっています。病院によっては経営に影響が出るほど、かなり深刻と言えます。なんとか対策を考えなければ」と話す。

要するに,世の中金なんですよね.病院も慈善事業ではないのですよ.

未来の新聞

http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/11/san-jose-mercur.html
メモ.
さすがにシリコンバレーは進んでる.

*1:博士卒でも無能なものはいるが,少なくとも博識で論理的思考の訓練ができている場合が多いのである.