12時間労働
http://d.hatena.ne.jp/okemos/20090502/1241230773
なんとなくメモ.
しかし、アシモフ家は逃れることが出来た。なんとか、だ。我々は貧しかった。しかし、いつでもテーブルには食べ物があり、家賃は払う事ができた。空腹や家賃未納による立ち退きに脅かされる事はなかった。それは、なぜか?キャンディーストアーだ。それによって、生活に十分なだけの収入があったのだ。確かに、最低限であった。しかし大恐慌においては、最低限すら天国であったのだ。
勿論、それには代償もあった。どんなものにも代償がある。キャンディーストアーをやっていくには、私の母と父が持てるすべての時間をつぎ込む必要があった(もっとも、それでも母は家をそれなりにきれいにしておき、食事を準備する時間をなんとか見つけ出していたのだが)。
そう言えば,アシモフってユダヤ人でアメリカに移民したんだっけな.
ちょっとぐぐってみたら,「ロシア系ユダヤ人で,3歳の時にソビエト連邦よりアメリカへ移住」ということらしい.*1
- 作者: アイザック・アシモフ,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/03
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 63回
- この商品を含むブログ (123件) を見る