「いくぞきゅうごにボランティア」
- 作者: 藤尾潔
- 出版社/メーカー: 明月堂書店
- 発売日: 2010/01
- メディア: 文庫
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「いくぞきゅうご」で1995年の話.19952年じゃないぞ.まあ間違っても仕方ないけどね.でもちょっと恥ずかしい.
【暴走族ボランティア】
「何でもやります」「ぼくは何もできないけど、なんかさせてください」 という輩は本当に何もできない人が多かった。
http://blog.zaq.ne.jp/cinecolt/article/121/
いっぽうで、世話役をやったTさんを感激させたのは、「スピードをこよなく愛するバイク好きの集団」 だったという。
静岡から来たという彼らは最初、どう見ても、「ヤジウマに来たついでに何かやってみるかな」という感じがありありだった。彼らは炊き出し、マキ割りを頼んでも絶対にやらなかったが、代わりに、雨でTさんが、「今日はもうやめまひょ」と言っても伝令、物資輸送など、バイク仕事は休まず見つけてでもやっていた。
彼らのおかげで半壊の家でなんとか暮らす身障者にも水や食べ物、情報を届けることができ、相当数の人が助けられた。
今度は被災地域が広いから,この傾向はさらに強まるのではないか.
帰宅難民
主に首都圏の話.
- 作者: 昭文社地図編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2005/10/29
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神奈川県民版 震災時に東京・横浜から歩いて帰るための本―ルートマップ付き
- 作者: 神奈川帰宅困難者支援プロジェクト
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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GoogleMapとGoogle ストリートビューの合わせ技という手もある.1995年だとE-mailもそんなに普及していなかったのとは格段の違いだ.当時は大規模に停電したこともあって,情報収集は乾電池で動くラジオが最強だった.今でも防災グッズとしては定番.昔に比べて持ってる人が減ったからねえ.
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
http://japan.person-finder.appspot.com/
当時もケータイはあるにはあったはずだが普及率が低く,「(輻輳が起こらないので)固定電話より繋がりやすい」と言われたものだった.
ヘルメットを被ってた人もいるけど,今回はやり過ぎな気がするな.ガラスが割れたり壁が剥離してるようなビルには近づかないのが一番.
なお断水してる場合は,水洗トイレが使えなくなって気軽にトイレを借りられなくなる.広範囲で断水しているような場合は,長距離の移動は避けた方が無難だろうな.男なら立ち小便に目をつぶってもらうという手も使えるが,女性ではそうはいくまい.*2
TWINBIRD 停電センサーLEDサーチライト ホワイト LS-8554W
- 出版社/メーカー: ツインバード工業(TWINBIRD)
- 発売日: 2007/05/01
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A&F(エイアンドエフ) エマージェンシーホイッスル 12680001
- 出版社/メーカー: A&F COUNTRY(エイアンドエフカントリー)
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パナソニックが義援金3億円 ラジオや電池など提供
http://www.asahi.com/national/update/0312/OSK201103120023.html
パナソニックグループは、今回の被災者への救済や、被災地の復興に対する義援金3億円を拠出することを決めた。さらにラジオ1万台、懐中電灯1万個、乾電池50万個を提供する。被災地の受け入れ態勢を確認して手続きに入る。
うむ,これは良いことだと思う.いずれも災害時の必需品で,しかも日常での必要性が低く,一般家庭での備蓄が不足しがちなものだから.特に懐中電灯は停電地域の被災者一人につき一個は欲しいので,いくらあっても多すぎるということはない.
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
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- 出版社/メーカー: 松下電器産業
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「ソニー、被災者へ義援金3億円とラジオ3万台寄付」
ソニーは13日、東日本大震災の被災者に義援金3億円とラジオ3万台をソニーグループとして寄付すると発表した。また、全世界のグループ従業員から災害募金し、被災者に寄付する。(2011/03/13-15:51)
ソニーもだって.
SONY AM専用ハンディーポータブルラジオ ICR-P15
- 出版社/メーカー: ソニー
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http://d.hatena.ne.jp/minekoa/20110312/1299909276
あとiPod nano のラジオ機能を初めて使いました。nanoを買った時はこんな機能いらないなぁ、と思っていましたが、電話もつながらない、電気もないからテレビも見れないという状況下で、ラジオというのは便りになるなぁと実感しました。ラジオの情報媒体としてのタフさを侮っていました。ごめんね>ラジオさん。
一度でも震災を経験すると,その辺りの認識は一変すると思います.ほんとにラジオは重要.
外に出ればブロック塀が倒れてたり、石造りの建物が一部崩壊してたり、新幹線の高架上の電柱が倒れて基部のコンクリートが降ってきている箇所があったりで、本当怖いものだと思いました。(とくに高架は衝撃的で、これを目撃した時点で「歩いて少しでも進んでおく案」は却下しました)
実際には「その場所が一番被害が大きくて,少し歩くと安全だった」という可能性もあるのだけど,そんな楽観的予測で進んでデスマーチというのは,IT業界だけで十分です.停電もある場合は下手に移動すると身動き取れなくなり,手近な避難所にたどり着いても既にそこもパンク状態で人が廊下にまであふれていて,毛布も食事も無しで廊下の隅っこで寒さに耐えながら一晩過ごす可能性も十分にあります.
それだったらオフィスや学校にとどまるか,さもなくば早々に手近な避難所に避難して夜を明かす準備をするのが賢い選択だと思います.
空を見ると満天の星で、車の明かり以外の光源が無いという経験は初めてでした。避難所は電気がないとストーブもつけられない(最近の灯油ストーブには電源もひつようなのですね)状態で、とても寒かったです。
私が防災用品として非常灯と懐中電灯を強く勧めるのは,そういう体験によるものです.神戸の時は見渡す限り真っ暗だったのですよ.電力の「完全復旧後」でさえも,倒壊した地域や街灯は手つかずでしたしね.だからパナソニックの英断には,素直に拍手を送りたい.
寒くてお腹が空いていると、それだけで不安になります。なので、頂いた非常食(安心米..お湯を入れるだけで20分で炊けるそうな/これが結構普通においしい炊き上がりなんです)がとてもありがたく、とても美味しかったです。避難所のみなさま(学校の先生や市役所の方々)、ありがとうございました。
これもとってもよく分かる‥‥.*3
コンビニの棚がスッカラカンになっている光景も不安を誘うものですね.
そして家に帰ってきて言葉を失っておりまする。
床上60cmの本の波にのまれています。・・・タスケテ..orz
これもあるある...
もし,これが夜中に起こって,床上60cmの本の下敷きになって,しかも星明かり以外の照明がなかったら,自力で脱出できる自信がありますか?
さらに,もし万一割れたガラスが混じっていたら?
私が各寝室に最低一つの非常灯と,枕元の非常持ち出し袋内に運動靴やスリッパが欲しいというのは,そういう経験に基づいているのです.
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