福島除染多重下請け問題,風疹流行,日の丸電子書籍,スパゲッティ道後温泉,Klab決算

古いネタも多いけど.

「福島除染作業:おかず野菜だけ 手当除くと日当1000円」

http://mainichi.jp/select/news/20130405k0000m040089000c.html

野菜をゆでただけの夕食、1人当たり2畳で寝起き……。東京電力福島第1原発事故に伴い福島県で進む国直轄除染の作業員が、過酷な労働環境に置かれている。その対価は危険手当を除けば実質ただ働きで、つじつま合わせの「契約書」に署名を迫られるケースもある。ゼネコン中心の元請けから、幾重にも下請けが連なる構造の下、末端の作業員にしわ寄せが及んでいる。

 「人間として扱われなかった」。昨年9月から約2カ月、同県田村市で除染に従事した青森県の男性(59)が漏らす。8畳間のバンガローに同僚と計4人が押し込まれた。最初の夕食に驚いた。おかずはナス、もやし、ピーマンをゆでただけ。会社に不満を言うと「ハム2切れくらい」がやっと追加された。

 作業は、原発から20キロ圏内の急斜面での草刈りだった。商店などは近くにない。会社側が用意した昼食は、具のないおにぎりと漬物だけ。食事を作る女性に尋ねたら、朝食は100円、夕食は200円で賄うよう会社側に指示されていたという。

アニメ業界と同様に,多重下請け構造によるピンハネは酷いなあと思うとともに,IT業界だと日常だなあとも思ってみたり.


場所的に居住施設が狭くて汚くて風呂もシャワーも滅多に使えなくて,プライバシー皆無で娯楽も乏しいくらいはしかたないが,ならばこそ食事くらいは美味いものを出すべき.そもそも上記の例だと最低限必要な栄養素さえ足りてないのではないか?自衛隊の基準で栄養とカロリーを満たしているか確認すべき.

「海外のアラートと疑問:日本の風疹流行」

http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/211c666a0e0a040fc3285d82a5a694ab
わりと普通のことだと思ってたが,普通じゃ無い行動を取る人が多すぎるということか.

2007年6月、都内の私立高校が修学旅行でおとずれたカナダ。バンクーバー空港で麻疹のような症例が発見されました。この時点でバンクーバー医師会は市内に麻疹!のアラートが出て、航空会社もてんやわんや。
しかし、その緊迫感は日本人には伝わらなかったのか、その学生と引率者を残し次の訪問地バンフへいってしまいます。
カナダのpublic healthのネットワークによりそのことはバンフにも伝わりました。バンフのホテルで全員隔離をされ、グロブリンの接種を受けます。当時は入学時に麻疹をふくむ予防接種歴を調べてもいなかったのでしかたないですね。

それだけではおわりません。バンフから日本に戻る途上の引率者を含む39名がバンクーバーで足止めをくらいます。
飛行機の中で曝露したらたいへんだからですね。
Japanese students quarantined at Vancouver airport hotel
CBC 2007年6月

この事例は結果として予定を超える費用が発生し(飛行機をかえたり滞在がのびたのですからしかたないですね)、誰が負担するんだよという問題にもつながりました。ワクチン接種をしていた親からしたら「ワリカンね」は納得いかないでしょう。

たしかに修学旅行で海外旅行に行く場合は盲点かもしれない.

でもそのくらいは旅行会社からパンフレットとか貰わないの?むしろ旅行会社が何してると言いたくなるレベル.

狂牛病ゆるすまじ!全例検査! とか 抗菌グッズがたくさん売られていたり、インフルシーズンにはすごいたくさんのひとがマスクをしたり、年がら年中ビルの入り口にはアルコール刷り込み製剤がおかれていたり(放置ともいう)。

それと「麻疹や水痘なってもいいんじゃね?」とか「生肉とか生レバーまじウマイ」という認知や反応の乖離をみるわけですよ。

とても納得.

「微量放射線は死んでも嫌」なくせに「路上喫煙は野放し」とか,完全に頭おかしい.

「日の丸電子書籍はなぜ敗れたか-21st centurye Book Story」

http://rioysd.hateblo.jp/entry/2013/04/07/123932
メモ.

この本が出てることは知ってたけど,買ってない.

負けた理由は,

  1. 既存出版社の保守主義鎖国主義
  2. ハードウエアメーカー主導の独自規格乱立
  3. 統一規格という名のガラパゴス規格の悪夢

などなどかなあ.


「日本にはAmazonがなかったから」という意見が一番正しいかも.そして日本ではベンチャーは政治的理由で潰されるという.

道後温泉、進まぬ修復計画…観光客離れを懸念」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130406-OYT1T01199.htm

夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台として知られる松山市の観光名所・道後温泉本館重要文化財)で修復計画が持ち上がっている。

 来年で築120年となり、耐震性を考えると修復は待ったなしの状況だが、工事による観光客離れが懸念され、温泉街からは「死活問題だ」との声が噴出している。

 道後温泉街には旅館やホテル33軒が並び、年間100万人余りが訪れる。中核施設である本館は、明治の息吹を伝える建築で、松山のシンボルだ。

 2001年の市の調査で、床下のシロアリ被害や浴槽下のコンクリート劣化が次々と見つかった。しかも昭和初期まで増改築を繰り返したことで構造が複雑化し、簡単には修復できないことが判明。全面修復だと8年間は閉館、営業しながらの部分改修でも11年かかるという。

IT業界の日常.

だからスパゲッティプログラム/技術的負債を放置するなとあれほど.

ソーシャルゲームのKLabが決算で真っ赤に茹であがる」

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65742708.html
とりあえずメモ.