猪瀬直樹知事の暴言
公式Twitter
今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした。またNYTのおかげでこの時期のガイドラインの線引きがわかり貴重な体験となりました。五輪招致、ますますいき盛んんです。私のフォロワーのことです。温かく叱咤激励してくれる人と、悪意をもつ人と。 RT @inosenaoki: 今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした。またNYTのおかげでこの時期のガイドラインの線引きがわかり貴重な体験となりました。五輪招致、ますますいき盛んんです。
メモ.
だめだこいつ.はやくなんとかしないと.*1
猪瀬東京都知事の過激なイスタンブール攻撃に「オリンピック招致規則違反」の懸念
http://getnews.jp/archives/331394
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初期の記事.翻訳は問題ありとの指摘.
togetter 「〔報道検証〕五輪誘致:NYタイムズ紙が報じた猪瀬都知事のイスラム誹謗発言は1事実なのか、2公式な発言なのか」
http://togetter.com/li/494930
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この頃は,まだ噂レベルではあった.
都知事「イスラム国けんかばかり」 五輪招致規範抵触か
http://www.asahi.com/national/update/0429/TKY201304290186.html
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猪瀬知事「イスラム諸国はけんかばかり」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130429/k10014263411000.html
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IOCはオリンピックの招致活動についての行動規範で、各都市は互いに敬意を払うべきだとして、ほかの都市との比較を固く禁じています。
ニューヨーク・タイムズは「発言で立候補都市の資格を失うことは考えにくいが、IOC側の信頼は揺らぎかねない」と指摘しています。
トルコのクルチ青年スポーツ相は、記事が掲載された翌日、ツイッターでコメントを発表し「発言は公正ではなく、悲しいことだ。オリンピック精神に反している。イスタンブールはほかの立候補都市に対して否定的な声明を出したことはないし、これからも出さない」としています。そのうえで、「われわれは日本の人々を愛しているし、日本人の信仰心や文化を尊重している。そして若者も、高齢者も同じように尊重する」としています。
IOC=国際オリンピック委員会は声明を発表し「記事に掲載された発言の翻訳を見ただけでは知事が本当は何を言おうとしていたのかは定かではない」として、今後、東京都に対して真意を問いただす考えを示唆しました。そのうえで、「IOCとしてはすべての候補都市に対して招致活動に関連したルールを改めて強調したい」として、招致活動に伴う行動規範を順守するよう各都市に対して改めて求めています。
猪瀬知事の発言について、JOC=日本オリンピック委員会の会長で東京の招致委員会の竹田恒和理事長は「猪瀬知事がどういう思いでどのようなことを話したのかまだ確認できていないので、何も申し上げることはできない。招致委員会としては、ほかの立候補都市と比較はしないというIOCのルールをよく理解して今後も招致活動を進めたい」と話しています。
猪瀬知事「真意正しく伝わっていない」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130429/k10014264941000.html
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ニューヨーク・タイムズに掲載されたインタビュー記事について、東京都の猪瀬知事は「私は、IOCの行動規範を十分に理解し、これまでも順守している。記事の焦点があたかも東京がほかの都市を批判したとされているが、私の真意が正しく伝わっていない。ほかの都市を批判する意図は全くなく、インタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ。今後も、IOCのルールを順守しほかの都市への敬意をもって招致活動に取り組んでいく」とするコメントを発表しました。
「イスタンブールは好きな都市」知事コメント全文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043000320000-n1.htm
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「私は、IOCの行動規範第14条を十分理解しており、これまでも遵守(じゅんしゅ)してきている。今後も尊重し遵守していく」
「記事の焦点が、あたかも東京が他都市を批判したとされていますが、私の真意が正しく伝わっていない」
「私は、トルコに行ったこともあり、イスタンブールは個人的にも好きな都市である。私には、他の立候補都市を批判する意図はまったく無く、このようなインタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ」
「私の招致にかける熱い思いは変わらないし、今後もIOCルールの遵守、他都市の招致活動への敬意をもって、招致活動に取り組んでいく」
他でも「真意が伝わってない」とは主張してるけど,ならその真意をまずは説明しろと.
「自分のその時の発言はこれこれで,私の真意はどうだった.これがその録音です.」と主張すべき.
「最後の雑談だけクローズアップ、残念」「不適切発言についてはおわび」 知事とのやりとり
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm
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猪瀬知事が30日、都庁入庁時に記者団に答えたやり取りの詳細は次の通り。
長文で,一番本音が見える記事.
http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm
- id:jaikel はめられたもクソもジャーナリストなんてのは相手の本音を引きずり出してなんぼだろ。
それこそが本来のマスコミのあるべき姿だと思う.日本のマスコミの多くがそれをできてないだけで.
- id:vegan_lion 99%の営業トークを1%の本音で台無しにする事なんて社会に出たらいくらでもあるんですよ。特に政治の世界ではね。あ、釈迦に説法(´・ω・)スマソ
人事面接でさえも良く言われる話.都知事のくせに新卒よりも低レベル.
- id:Ayrtonism 五輪招致情報戦敗北続報。この囲み取材も既にアウトっぽい。だいたい、NYTのインタビューにしたって、建前的な招致理由は既にあちこちで出ている訳で、雑談に興味が向くのは当然じゃない?
- id:naitawaratta 雑談に本心=真意が含まれるから記事にするんだ。記者は本文には建て前しかない事を分かってるんだ。
- id:drug_discovery そりゃ、雑談含めて「都知事」としてのコメントだからなぁ。
- id:K416 たとえ最後の雑談だけだろうと、そこに問題含みの発言があったら批判されて当たり前。分量の問題じゃない。釈明でこういう論理を用いちゃうのって、"政治が分かってる人"からするとどうなんだろ。
- id:coleo 弁解がましい。文筆家ならもちろん、政治家もまた言葉を選ぶもの。それができない猪瀬は二重の意味で不適格者だといえる。
- id:yas-mal NYT記者のtweetを信じれば、都が用意した通訳を通した発言だそうで、それを「雑談」というのには無理があるよなぁ。オフレコと断ってもいないらしいし
- id:Gl17 紋切り型解説より、問題性ある逸脱やらかした部分がニュースバリューを持つのは当然、中身判断するのは受け手なんだから。作家・政治家としてその程度は理解すべき。この期に及んでNYTへの偏見だけ記すコメも酷えな。
- id:ncc1701 「インタビューじゃなくて雑談だ」と言えば正当化できると思ったんだろうか。むしろ、インタビューが終わって安心したところで本音が出た、と解釈するのが普通だろう。/やっぱりすぐ反論されてたか。
- id:kyo_ju "日本は〜健康的で落ち着いた生活を送っている。 トルコの国民も長生きしたいと思っているのは同じだろう。彼らは早死にしたくないのならば、日本と同様の文化を創造すべき"これも「最後の雑談」に入りますかー?
- id:pc4beginner こういうやり取り見ると、人気あるプロの政治家って話がうまいなーって思う。かわし方がうまいし「嘘も方便」と巧みな嘘を時と状況によって使う。猪瀬都知事や橋下大阪市長は嘘をつかないから苦しくなる。
- id:toikawa 何はともあれこういう逐語的な記事というのはその内容を確実に信用できると思った。ダイジェストするというのは微妙な問題をはらんでいるのかなあと。
- id:sora-papa 記者をいつものように罵倒しかけては、必死に「今だけお詫びモードお詫びモード」とこらえてる感じが何とも。
- id:jack_oo_lantern もしかしなくても、何が悪かったか理解できてないのかな? ずっと、「どこが線引きか判った」と言いつづけてるものね・・・
- id:uunfo ああ、この人って自分が差別主義者だっていう自覚がないのね。
マドリードは欧州危機、イスタンプールはシリア内戦など不利な条件。カタールのドバイは秋期開催を主張して予選落ち。東京はきわめて有利な状況にあります。あとは支持率「どちらともいえない」30%という曖昧な態度、イエス・ノーを言わない阿吽の呼吸で国際社会は生き残れません。
うわーお....
- id:gulugulu 残念な人だな。彼には都知事より、もっと向いた仕事があると思う。
ヤクザの鉄砲玉とか?
- id:deztecjp いいたいことはよくわかった。私もブログの記事の(自分にとっての)本題とは関係ないどうでもいいところをつかまえて大騒ぎされたことが何度もあるので。そういうの、うんざりするよね。
個人がプライベートで書いたブログと,政治家(都知事)が東京都の代表として世界に対して行った発言とでは重みが全く違う.
まがりなりにも都知事であり政治家の端くれであるのなら,自分の発言には責任を持たなければならない.それができないのだとしたら,政治家としての基本スキルが欠落している不適格者.
猪瀬知事「不適切な表現、おわび」 五輪招致巡る発言
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201304300071.html
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米紙「記事に絶対の自信」 五輪招致巡る都知事の反論に
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201304290468.html
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2020年の夏季五輪招致に関する猪瀬直樹・東京都知事の発言を掲載したニューヨーク・タイムズの記事で、猪瀬知事が当初、「真意が正しく伝わっていない」と反論したことに対し、同紙のジェイソン・スタルマン・スポーツ・エディターは29日、「記事の取材に絶対の自信を持っている」とコメントした。
スタルマン氏によると、インタビューをした記者は2人とも日本語を話すうえ、猪瀬知事はインタビューのために自ら通訳を用意した。記事で引用した言葉はその通訳が話した内容で、録音もされているという。
二人とも日本語を話すって,記者のレベル高いなー.
失言、収束急ぐ猪瀬都知事 五輪招致へ懸念、IOCが説明要求
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304300673.html
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「東京は負け」の書き込み相次ぐ トルコのサイト
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130501/oth13050107290000-n1.htm
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それはトルコだけじゃないです.日本でもです.
東京都の猪瀬直樹知事が2020年夏季五輪招致をめぐりライバルのイスタンブール(トルコ)を批判した問題で、トルコのメディアは4月30日、知事が発言を撤回して謝罪したことを一斉に報じた。新聞社のウェブサイトなどのコメント欄には「これで東京は負けだ」などの書き込みが相次いだ。トルコ政府や五輪当局の反応は伝えられていない。
hテレビ局NTVのサイトには「東京都知事がこれだけトルコ人をいじめたら、イスタンブールのチャンスは大きい」「これで東京は負けるだろう」と、失言によりイスタンブールが有利になると期待する声が多く寄せられた。
まったくその通りだと思う.ただでさえ敗色濃厚だったのにねえ.
英字紙トゥデーズザマンでは「謝罪は本気なのか、それとも国際オリンピック委員会の規約にならったのか」と真意をいぶかるコメントも。一方「この人は正しいことを言っている」と知事の発言を支持する人もいた。
トルコが猪瀬知事の謝罪受け入れ イスタンブール批判趣旨発言で
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013050101001840.html
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大人な対応.
つか普通の政治家なら大抵そうするし,それは政治家の基本スキルだと思う.批判はオブラートにくるんで水面下で静かに行うもの.
「敵と味方分かった」は励ましの有無 猪瀬知事が釈明
http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY201305020356.html
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猪瀬都知事、記者会見でぶんむくれ 五輪発言「終わった話」と繰り返す
五輪招致失言:猪瀬知事「真意なかった」
http://mainichi.jp/select/news/20130503k0000m040059000c.html
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東京都の猪瀬直樹知事は2日の定例記者会見で、2020年夏季五輪招致を巡って国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定に反してライバル都市のイスタンブールを批判した問題について「(発言に)真意はなかった」と述べ、イスラム社会を侮蔑する内容ではなかったとの認識を示した。今後も招致活動を続けるとしたうえで、トルコ側とは謝罪するのではなく「世界史について語り合いたい」と話すなど、強気の姿勢を貫いた。
猪瀬知事はニューヨーク出張中に米紙のインタビューで「イスラム教国は互いにけんかしている」などと発言し、報道後に不適切だったとして撤回・謝罪した。会見では、他都市に言及した点は問題だったと認める一方で、内容については「そんなに真意はないんです」と説明を避け、IOCが処分しない決定をしたことを持ち出し「もう終わったこと」と繰り返した。「他都市に触れるつもりはなかった」と、質問者に一定の誘導があったとの見方も示唆した。
猪瀬知事は発言撤回後の1日、自身のツイッターで「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」などと書き込み、ネット上で批判が殺到した。この点については「正当な批判なら敵ではない」と釈明。また、昨年8月にもイスタンブールやマドリードより東京が優位だとのツイートをし、後に削除したことを認め「(当時は)行動規範を詳細に認識していなかった」と述べた。【竹内良和、清水健二】
「イスタンブールについての失言「もう終わった話」ツイッターの敵味方発言「国語辞典の使い方の範囲。悪意に満ちた人は嫌だと言うこと」」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130504/lcl13050408490000-n1.htm
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知事が,しどろもどろに醜い言い訳をしてる感.
−−都知事の口から「敵」という言葉が出てくるのは、相応しくないと感じるが
「それはあれじゃないですか。普通の国語辞典の使い方の範囲じゃないですか。つまり、友達とか、友達じゃないとか。そういう話ですから。悪意もあるでしょう。いろんな人がいる。それに過ぎない。強調したいことは、ご存知のように、きちんとこれからオリンピックの行動規範に従ってやっていくということを言っているわけです」
とりあえず,あんたの使ってる国語辞典の名前を出して欲しい.
1,戦い争う相手「ーと戦う」「強ー・宿ー」
2,害を与える存在「民衆のー」「油断大ー」
(明鏡国語辞典)
「敵である = 友達じゃない」という猪瀬知事の用法は実に斬新で個性的だ.
−−謝罪をされたということは、反省があったと思うが
「それはそうでしょう。行動規範を守っていかなければいけないと。どういう所に注意しなければいけないか非常によく分かりましたから。それで、そうじゃない、さまざまないろんな関係ないことまで言う人が出てくるからね、それは違うでしょっていう話であって、あくまでもオリンピックの行動規範に則ってやっていくということで、話は終わったんですよ」
−−すでにお詫びしたと言うが、どの発言がどういう形で不適切だったのか
「これはもうすでに終わったことですので、それ以上、必要ありません。というのは、通訳を介した話ですので、これ以上お話することはないと思っています」
−−答えの意味が分からないが
「だから不適切であるということで、IOCはそれでOKですと言っているわけですから。これ以上、こちらも過去の話を、すでに終わったこととして、いま新しい招致活動にさらに意気込んでやろうとしているわけで、あんまりそれ以上、もう終わった話に触れてもしょうがないと思います」
「終わったこと」じゃなくて「(知事が)終わらせたいこと」だし,終わったことだから説明する必要が無いというのは,東京都民と日本国民をバカにしすぎではないか.
−−ツイッターの話。5月1日未明に「誰が味方か敵か分かったのは収穫でした」とツイートしたが、2387人のリツイートがあった。批判的な意見が多いが、どう考えるか
「だから先ほど言ったとおりであって、すでにきちんと行動規範に則ってやると。ただ、フォロワーの中で知っている人がいますから、今までいろんなお付き合いありますから、一生懸命励ましてくれる人とそうじゃない人がいるんだなあ、ということが分かったという意味なんですね。それだけのことです」
−−今回のツイッターの件で、招致活動に水を差されたと考える関係者も多いが
「意味がわからない。何を言っているか」
−−これだけネット上で批判されていると、収束した波紋が広がる可能性がある
「だってそこで行動規範にのっとって、よく分かって良かったって言っているわけだから。だから、これから招致活動するのにとてもいい教訓になったって言っているわけですから、十分に答え書いてるでしょ」
−−このツイッターはまったく問題ないとお考えか
「それはだってそうでしょ。励ましてくれる人と、悪意でいろいろ言う人がいるなということは、ツイッターもフェイスブックも含めて、ひとつのネットの間のお友達みたいな世界ですから。そういう中で、何となく顔が見える人、応援してくれる人、あるいは、そうでない人ということが分かりましたというだけのことです。基本的には、このニューヨーク・タイムズでこういうことがあり、招致活動の、やっぱり踏み越えてはならない線というのがはっきり分かったので、むしろ前向きにきちっとやれるというふうに思っているわけです」
駄目だコイツ.この人にとって周りの人とは
- 励ましてくれる人
- 悪意でいろいろ言う人
の二つしか選択肢はないのか.
だからこの人は周りをYESマンで固めているだろうし,今回の国際的失態に繋がった原因の一つもそれじゃないのか.
http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/politics/news/130504/lcl13050408490000-n1.htm
- id:nakakzs 終わるか終わらないかを発生させた当事者が決める例なんぞないぞ。|都議選合わせで都知事選の可能性も否定できなくなってきたか。