サイヤ人の元ネタがスターウルフだからじゃね?
- 「ドラゴンボールは、何故「体を重くする」という修行方法を非常に頻繁に用いたのか」 http://mubou.seesaa.net/article/419836594.html
体に重りをくくりつけるなり、重たい服を着るなり、重力を増やすなりして、とにかく体を重くする。重たくなった体で普通に動ける/闘えるようになる。
で、重りを取り除くとあら不思議。超速く動ける!やたら力がついている!!
一つには「高重力の星で生まれ育ったから力が強くなった」というサイヤ人の基本設定が,SFネタ的には古典の部類だからということではないかな.特にエドモンド・ハミルトンのスターウルフは特撮TVシリーズとして日本でも有名.*1 *2
高重力惑星ヴァルナで生まれたヴァルナ人はすべて、驚異的な敏捷性と怪力、強靭な肉体をもち、凶悪無比の略奪行為を生業としていた。彼らは「スターウルフ」と呼ばれ、全宇宙で忌み嫌われ、恐れられていた。地球人でありながらヴァルナで生まれ育ったモーガン・ケインは、スターウルフの一員として悪徳の限りを尽くしていた。だが、分け前をめぐるいざこざから、仲間の一人を殺してしまう。かつての仲間は、ケインを裏切り者と呼び、彼を殺そうとする敵となった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95さすらいのスターウルフ (ハヤカワ文庫 SF 1 スターウルフ・シリーズ 1)
- 作者: エドモンド・ハミルトン,野田昌宏
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1970/08/31
- メディア: 文庫
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「サイヤ人でありながら地球で生まれ育った」の部分がちょうど正反対.それ以外はだいたい同じ.
それともう一つは,サイヤ人の体力に耐えられる大リーグボール養成ギプスとかが作れないから。素材強度より肉体の方が遙かに強い生命体用のバネとか拘束具とかは作りようが無い.*3
ダンベルとかの「重り」を使う場合でも,100倍の重力下で使わないと,とんでもなく巨大な重りにする必要がでて,身につけるのが不可能になるし.
- アーティスト: 音楽/前田憲男
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2014/04/30
- メディア: CD
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http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20150531/p1
- id:John_Kawanishi 重力の強い星で暮らしてると体が強くなる→弱い星では超人になる話はドラえもんの「行け!ノビタマン」や「のび太の宇宙開拓史」が印象に残ってたり
*1:同様にニーヴンの既知宇宙シリーズでも,地球人の住む高重力な移民星が登場する.ジンクス人だったかな.力は強いが,心臓疾患のため長生き出来ない.
*2:スタトレのバルカン人もそうだっけ.
「母星は大気が地球より希薄な上、高重力に適応しているために強靭な身体機能(筋力、瞬発力は人間の三倍とされている)を持っている。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%BA%BA
*3:手加減しないとパンチングマシーンを粉々に砕いてしてしまったりする.バネやピアノ線を引きちぎるくらい造作も無い.