シリコンバレーの給与とストックオプション

http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/05/post_7.html
メモ.

同じレベルの人材では、開発にかかわる技術系が一番高い水準となる。(給与、ストックオプション含め)ビジネス系(マーケティングや事業開発など)の人は技術系より10-15%安く、オペレーション系(財務や人事、総務など)の人および営業は技術系より20-25%安い。QAはビジネス系同様の水準で開発技術系の10-15%引き

....信じられない.そういう世界があるのか.
そらシリコンバレーには勝てんわな.*1

しかし、ことストックオプションに関しても、上のほうのレベルの待遇をよくするために、下のほうをカットする、という、アメリカ全体の収入格差と同様なことが起こっているんですねぇ・・・・。

ことストックオプションに関しては「経営陣に対する成果給」の意味合いもあるという.経営を成功させて会社の価値を上げれば(長期的には)株価が上がるので経営陣の給与も増える.逆に経営に失敗して価値を下げた場合は全て紙切れと化す.

ただしモラルに欠ける経営者がいると,ストックオプションで利益を得るためにバブルを助長したり,粉飾決算したりするリスクが増えるのではないかという問題点も指摘されている.が全般としては経営陣は経営に責任があるのだから,経営陣に対する報酬が業績に連動するストックオプションは筋が通っている.

*1:「IT立国を目指す」とかいう寝言を言ってる亡国も少しは見習って欲しいものだ.