もうそろそろSFで、突然攻撃してくるロボットとか、狂ったマザーコンピュータをやめにしないか?

http://anond.hatelabo.jp/20090106103827
うむ,完璧にネタですな.

「地球へ」最終話をみてそう思いましたよ、ホント。

分かっててやってるんだろうけど,アレ原作は無茶苦茶古いでしょ.w*1 *2


「I' Robot」なんかも古い作品だし,「ロボット三原則」に基づくロボットなので人間への叛乱はありえないのだけれど,映画版「アイロボット」だとなぜかそうなってしまうんだな.残念なことに.

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20070705/p1

ブクマ

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090106103827

『未来の二つの顔』を例に挙げといて"下手にページ数をかけて開発過程を描かなくていい""政治的な導入課程を省ける"といわれても、ねぇ。

同意.

未来の二つの顔 (創元SF文庫)

未来の二つの顔 (創元SF文庫)

未来の二つの顔 (講談社漫画文庫)

未来の二つの顔 (講談社漫画文庫)

しかもアレは「狂った」わけでも「叛乱を起こす」わけでもないしね.「自己保存本能を組み込まれた自己学習可能な人工知能スパルタクス』が,はたして人間に制御しうるか否か?」という壮大な実験ですよね.


そして「スパルタクス」は人間の予想の一歩も二歩も上を行き,人間を出し抜き続けるのである.

  • 「100巻越えるSF作品なんてそうそうない」ここまでペリーローダンって言いたくなる文章が他にあるだろうか

同感.スタートレックも周辺の書籍全部あわせれば100冊くらいいくかも.*3

おおそう言えば。アレは確かに狂っているんだが,原因は完全に人間の方だからなー.

いや、HALのは反乱じゃないだろ。

そうそう。
どちらかというと絶対服従を刷り込まれた奴隷に対し、馬鹿な上司が両立不可能な矛盾した命令を与えたために起こった精神崩壊や鬱病みたいなもの。

………心から同情するよ。orz

http://slashdot.jp/comments.pl?sid=422028&cid=1435220

HAL(ハル)伝説―2001年コンピュータの夢と現実 メビウス 1/144 2001年宇宙の旅 ディスカバリー号 プラモデル MOE2001-3


http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51162551.html

全然関係ないけど,この略し方だけはやめて欲しい.

「SF - 狂ったマザコンもの4種」

*1:つか,アレは「狂った」わけじゃなくて,設計者の意図通りに動いていたんじゃなかったっけ?既得権益固執する旧世代の方々が設計/実装したので,彼らの利益にならないような存在を排除するようにプログラムしただけ.実は「意図したとおりに作られた」という点で就職氷河期と同じ構図だったりして.

*2:SF全体からすると,「狂ったマザーコンピューターもの」は実に非常に少ないと思う.

ターミネーター2 特別編 [DVD]

ターミネーター2 特別編 [DVD]

*3:「恐怖のコンピューターM5」とか「マッドの天使達」とか?ボーグはロボットに含まれない.

スター・トレック:ボーグ・ボックス [DVD]

スター・トレック:ボーグ・ボックス [DVD]