ホワイトカラーの生産性
http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/0020d904d394fbb6bf6ee42cd3365db9
メモ
年功序列型のシステムには、個人の創造力や爆発力といったものを眠らせてしまう側面が、多かれ少なかれ必ず見られる。前例踏襲主義、お役所仕事、大企業病…いろいろ呼ばれるが、中身は同じものだろう。
あるある.
30倍以上の生産性に差がある業界なのに,一番低いレベルに合わせる「開発レベル標準化」を好む管理職とか.*1
こういった、組織に蔓延する思考停止状態から生じるズレこそ無駄の正体なのだろう。
人事部門で言うと、技術職として偏差値の高い大学の理系修士を採用し、配属先も割り振るが、技術内容なんて人事にはチンプンカンプンなので、必ず現場からクレームがくる。
「おまえら、全然わかってないだろ」
「これじゃいかん」と技術部門の役員を入れて面接したら、もっとクレームが増えたり。要するに、中央に近い人間が統制するのは、ある程度の規模以上の企業では無理なのだ。ということは、意思決定機関が現場に近いほど個別対応力がありフットワークに優れているわけだから、突き詰めれば各自が一定の裁量と責任を負い、柔軟に処遇される組織が適応力が高いということになる。
建前と本音の交差するソ連ごっこの中、状況の変化に対処できぬまま崩壊していく巨大な帝国。
そこに、なんとなく日本企業と同じ空気を感じてしまった。
ホントにIT業界は建て前と実態との乖離が酷いからな.*2
官僚機構なんてどこもそうなのか。
それとも、日本も緩やかに崩壊しつつあるのだろうか。
後者に一票.
というか既に末期状態であることがIT業界からは見て取れる.