ambulance chaser こそが,弱者の味方と思うんだが
http://kanasokunews.blog11.fc2.com/blog-entry-750.html
これをみていて思った.
警察やレスキュー隊よりも速く現場に駆けつけ横たわる重傷者の手に、自分の名詞を握らせて回ったとかテレビで観たぞ。
"ambulance chaser"*1って奴だな。
そういう単語があるくらいに、一般的に認知されている存在らしい。*2
一般に、アメリカは訴訟社会だと言われます。これはアメリカ人の気質だと言ってしまえばそれまでですが、現実には、民間人が独力で訴訟を起こすのは困難です。つまり、訴訟したいと思う人とそれを手助けする人 ( =弁護士) がいなければ、訴訟は成立しません。アメリカが訴訟社会として成り立つためには、 ambulance chaser の存在が必要不可欠だということです。もし、日本にアメリカでいう ambulance chaser のような人がいたら … 私だって冤罪を晴らすために訴訟を起こしたかもしれません。
http://www.daijob.com/columns/takashi/article/1198
日本のマスゴミは彼らを悪者扱いするけれど、実際には彼らこそが真の弱者の味方だと思う。
たとえば不当解雇されて未払いの給料や残業手当がある失業者に対して,ハローワークや労基署がいったいどれほどの力になる?何の役にも立たないよ.
そういう時に「私が裁判を起こして未払いの給料と残業手当,さらには慰謝料も請求しましょう.費用は成功報酬として得られた金額の30%」みたいな感じで裁判を任せられるんなら,喜んで任せるだろう.かりに30%が100%でも,ブラック企業をのさばらせないためにの抑止力になるだけでも,その裁判には意味がある.
マスゴミがambulance chaserを恐れるわけも分かるよね.
ambulance chaserじゃないけど,こういう事例も.
「いい弁護士を紹介してやるよ。その弁護士は、自分の友達がクビになったときに会社から退職金を何か月分も多く取ってくれたんだ。」
http://remote.seesaa.net/article/134316002.html
私「え、弁護士?弁護士費用って高いんじゃないの?」
「会社からとるから問題ないよ。勝てない勝負はしないらしいし。」
私「なるほど。それは面白い。」
http://remote.seesaa.net/article/134497951.html
グラハム「それまで作り上げた人間関係を切り、子供たちは学校をやめて、荷物を全部送り出して、わざわざ会社都合で移住させられた。もし解雇条件、ここではカナダの最低基準である給与の2週間分しか保証されないことが事前にわかっていたとしたら、果たしてカナダまで来ただろうか。法廷でそう話せば、この契約は間違いなく無効とみなされる。」
私「おー。なるほど!しかし法廷でって、大げさな」
グラハム「まあ、法廷で争うことはほとんどなくて、相手が妥協案を出してくるだろう。通常カナダの慣例では数ヶ月の給与分を退職金として請求できる。君の場合は帰りの引越し費用やその他の経費もだ。」出された請求書を見ると、さらになんだかよくわからない費用も一杯請求項目に入っている。
私「すばらしい。じゃあ、それでお願いします。」
http://remote.seesaa.net/article/134658826.html
http://remote.seesaa.net/article/134755007.html
http://remote.seesaa.net/article/134960426.html