「勤務時間中に社内リソースから転職活動--これってアリ?」

http://japan.zdnet.com/sp/feature/techrepublic/story/0,2000067060,20274847,00.htm

「転職先を探すにあたり、現在勤めている会社のリソースを(履歴書を電子メールで送付する際など)一部利用する必要があります。こういった行動は道義的にみてどうなのでしょうか」
「解雇が決まっているか特別な許可を得ている場合にのみ、道義的に問題とはならない」

道義的にはそうなんだろうけど,それ以上に会社に知られる危険性の方が高いよね.社内では活動しているそぶりさえ見せない方が無難でしょ.

理想的な環境であれば転職活動についてまったく隠しておく必要はないかもしれないが、皆がそういった転職に協力的でオープンな環境で働く機会に恵まれているわけではない

日本だと,ほぼ100%がここでいう「理想的な環境」には含まれないですね.よって秘密にするのが吉.はっきり言って,人材紹介会社や転職支援サイトでさえも,どこまで信用していいか計りかねているくらいだ.

こういったもの一式を「転職を告げる際に上司に渡して、自身のキャリアにおける成果の一環としてコピーさせてもらえるよう頼む」

でも残念ながら,その答はほとんどの場合に「NO」だろうね.
それにIT技術者が本当に持ち出したいのは,自分の作ったシステムやソースコードだ.しかし,それらの持ち出しが許可されることは,まずあるまい.