「起業のアイデアやニーズはたくさんあっても技術者の絶対的不足–その解決策は?」
http://jp.techcrunch.com/archives/20120428they-aint-making-any-more-of-them-the-great-engineering-shortage-of-2012/
http://techcrunch.com/2012/04/28/they-aint-making-any-more-of-them-the-great-engineering-shortage-of-2012/
メモ.
近頃は、第二のKevin Systromになりたいとやる気満々の新進起業家をつかまえて、成功するためのいちばんの課題は何か、と尋ねると必ず、嘆きの言葉が返ってくる。有能な技術者がなかなか見つからない、というのだ。たとえば最近あるパーティーでスタートアップのファウンダがこう言った: “3か月以内に優秀な技術者を5人見つけてくれたら、40万ドルさし上げますよ”。クレージーな話だ。しかし、Instagramの技術者チームの価値〔買う/買えるとしたら〕は一人当たり8000万ドル近いと評価されている。最近の企業開発コンサルタントたちは、起業の費用として、技術者の獲得費用を一人当たり50〜100万ドルと計算している。それに比べれば、RubyやScalaを速射できる連中をバスケットボールのチームが一つできるほど雇うのに40万ドルは、クレージーというより、むしろ控えめなお話だ。
これほどまでに技術者が高値の売り手市場になっている、それなのにかんじんの売りものが労働市場に払底している。さぞかし今どきの大学生たちは、群れを成してコンピュータ科学に殺到していることだろう。カリフォルニアに、第二のゴールドラッシュが訪れたのだ? 今は、それまで無名に等しかったような独学のプログラマが、突如、年収数億ドルのCEOになれる時代だ。情報工学系を専攻に選ぶ学生が当然のように、急増しているはずだ。
ところが、現実はその逆だ。
海の向こうの話ですね.
でも、そんなさえないイメージがすべてではない。〔映画The Social Networkの〕Sorkinはナード(コンピュータおたく)に脚光を当て、“さえない”大学生でも起業家として億万長者になれる例を見せた。Forbes 400企業のトップでなくても、優れたギークであれば、自家用ヨットを持ったり、 プロのフットボールチームを買ったりできるのだ。しかも今はテクノロジが世の中の至るところにあり、強力なコンピュータが万人のポケットに入る時代だ。
なんか涙が出てきた.話半分だとしてもね...
http://b.hatena.ne.jp/entry/jp.techcrunch.com/archives/20120428they-aint-making-any-more-of-them-the-great-engineering-shortage-of-2012/
- id:temtex 一方日本では、技術と資格があっても奴隷扱いなのであった。バスの運ちゃんみたいに使い潰されるのがオチ。
PRESS ENTERはゴールデンウイーク中なのにしっかり更新しているようだ.
これを読んで,リアルだと思うのが日本人プログラマー.海の向こうの人が読んだら,ただ一言「クレイジーだ」っていうんじゃないか?
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/pressenter/2012/05/16-2452.html
- id:ymScott すっげぇなぁ。「収入は十分以上に得られる」という前提であってすら「なんか難しそうだし面白く無さそう」で敬遠されるんだから。一方日本は「収入は底辺なのに技術者が増えない!何故だ!?」って言ってる。
収入だけじゃなく安定性も底辺っすよー.
PRESS ENTERのコメントより
elseorand 2012年5月 1日 (火) 10:34
人月の神話やピープルウェアなどの普遍的な名著の古典は、実際読まれなくなりました。
それどころか存在すら伝わらなくなってしまいました。
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人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
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人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series)
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*1The Mythical Man-Month: Essays on Software Engineering
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Peopleware: Productive Projects and Teams
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40代、50代のマネージャークラスの若い頃からの不勉強が原因ですね。過去、そういった本に行き着いた出来る人は独立してしまったんですよね。(会社OBということで臨時でPMを頼む際、許可が下り易いのですが、実際できるんですよね〜)
私は何故か義務教育時代に推薦されて読んだという幸運に恵まれましたが、こういった古典は大学生には、分からなくても一読させるべき本ですね。というより40代、50代でこの古典の求めるところを知らない人間は、消えてもらいたいものです。
一瞬,「えー,いくらなんでも流石にそれはウソだろう.『人月の神話』も知らないマネージャーなんているわけないじゃん.」と思ったけど,たしかにマネージャー屋さんの無知っぷりを考えると,恐ろしいことに有り得ない話でもないのか.*2
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20080719/p1
JavaプログラマーのくせにEffectiveJavaもGoFも読んだことも見たことも聞いたこともないような,なんちゃってJavaプログラマーがいるようなもので.
- 作者: フレデリック・P・ブルックス Jr.,松田晃一,小沼千絵
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さらに追記.
New Programmer's Survival Manual: Navigate Your Workplace, Cube Farm, or Startup (Pragmatic Programmers)では以下のように書かれてる.*3
The Mythical Man-Month
The Mythical Man-Month [Bro95] by Fred Brooks is a famous book in the high-tech world. It seems like everyone has read it. It seems like everyone has forgotten it, too.