「九州大学 ある“研究者”の死を追って」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011781811000.html

「今考えると、人生最後の一杯を味わって食べてくれたのかなって。とにかくゆっくり、え!?っていうぐらい、ゆっくり食べられていました」(店主)

事件が起きた9月7日は、研究室の強制退去の日だった。“研究者人生”が詰まったその場所で、炎に包まれたK。

わかる.
明日は我が身.


「なにも死ななくても」という意見もあるが,この国では誰か死ぬまで何一つ変わらないのよ.

しかし、Kが研究者を目指した1990年代後半、大学院生を取り巻く環境は一変していた。国は国際競争力を高めようと、大学院生を約10万人(91年)から約20万人(2000年)に倍増させた。その一方、教授など正規の研究者のポストは限られていた。

会計士の話とかと同じ流れだな.お役人の考えることはこれだから.

その一人、関東地方で非常勤講師を務める男性が取材に応じてくれた。給与は正規の大学教員より大幅に少なく、4つの学校を掛け持ちしても、月収15万円ほど。契約は1年更新で、常に雇い止めの不安を抱えているという。